友人KのFMV DESKPOWER
Mac使いの友人Kが、ついにDOS/Vに魂を売った。マシンは富士通のFMV DESKPOWER T IV 267である。
だいたいMac使いがDOS/Vに転向するとろくな事はない。会社の先輩にも、周囲がDOS/Vばかりだからと、akiaのノートPCに買い替えた人がいるが、故障やトラブルが続き苦しんでいる。周りはMacのたたりと言っている。
話は逸れるが、akiaは故障が多い。最近「PCブッ壊れ日記」の更新をサボっているが、その後もPCは毎月入退院を繰り返している。akiaは故障が多いというのも、それだけ導入台数が多いせいもあるのだが。
先日もakiaのノートPCが調子悪いと言われたので、見てみると、どうもHDが逝ってしまったらしい。別の人にakiaのサポートに電話を頼んでおくと、帰ってきた返事は「保証期間の1年を過ぎているので部品と工賃が必要と言われた」とのこと。保証書を見ると確かに3日ほど過ぎている。う〜ん、これは運が悪い。さらに「可能ならHD買ってきてお客様が取り付けられた方が安いです」と言われたそうな。ん〜、それはそうかもしれないが、普通メーカがそんなこと言うかなぁ。親切のつもりだろうけど。
で、HDのスペックを教えてくれたという。メーカは東芝で、2.5インチ、厚み12.7mmとのこと。言われたスペックに合うHDを買いに行くのにTWO-TOPを教えてあげた(何故か人にばかりやらせる私)。日頃PCのメンテに明け暮れている割にはパーツ系のショップには出入りしていないその人はいたく感動して帰ってきた。「いやあ、いい店ですねぇ」と。合うHDもあったと喜んで帰って来たが、PCからHDを取り出してみると、一見して買ってきたHDより厚い。これは19mmだ。しかも、メーカは日立である。なんちゅうメーカだぁ。まあ最初にHD抜いて確認してから行けば良かったんだけど。
この際HDのメーカはどこでもいいし、厚みも小は大を兼ねそうであるが、ネジ穴が合わない。残念。取り付け部を加工しようかという話も持ち上がったが、まあまた他のが壊れるだろうから(なんという理屈)と、もう一度HDを買いに行った。
結局店にあるのは12.7mmのHDばかりだったので、ネジ穴が合うのを確認して買ってきた。そして今は元気になった。
こんなことがあったので、akiaのWebページを見てみた。やたらチャラチャラと動くGIFとかが貼り付けてあって、落ち着きがない。私の大嫌いなステータスバーメッセージも出してくれる。あげくにNetscapeが警告を出す。メディアプレーヤを使うファイルを送り付けられたようである。もちろんそんなものはキャンセル。やっと画面が落ち着いたので、「ユーザーサポート」を見ると、工事中ばかり。そして極めつけは、「会社プロフィール」でリンクしている社長のデカイ、デカイ、デカ〜イ写真(656x824)。なんじゃこりゃ。
さて、話が逸れまくったがFMVである。これがさすがに凄いスペックである。
私のPentiumMMX 166MHzでは話にもならない。
生意気である。何がAGPだ。どうせ2xモードはできないから、こんなのは要らないのだ。(負け惜しみ)
最近メーカ製はSDRAMばかりだ。友人Kはさらに32MB増設して64MBにした。作業者は何故か友人Sだった。SDRAMもこれから登場するバスクロック100MHzの440BXでも動作OKなら買いなのだが、どうも今は安心できない。EDOの価格が大暴落しているし。アプリによるが、少々の速さの違いなら、メモリはたくさんあった方が良い。
なかなかメジャーなカードである。確かOPEN GL対応だったような。VRAMも4MBと富士通にしては奮発している。細かいことだが、1280x1024でフルカラーが出ないので、フルカラーは32bitのみらしい。
当然のごとくUltraATAである。パーティションは、CドライブをFAT16で2GB、DドライブをFAT32で2.3GBとしている。なるほどね。
メーカを確認するのは忘れた。24倍速ぐらいではビックリしない時代になった。
どうせSB16だろうと思っていたら、AWE64を奢っている。
メーカは不明。56kである。友人Kはインターネットをするのだろうか。
PCIを一つも使っていない。まあ不思議でもないが。その後、Macで使っていたスキャナを繋げるため、SCSI H/AとしてAdaptec 2910Bを付けた。
標準的なミドルタワーといったところ。サイドパネルのみも外れるので便利そうである。デザインもスッキリしていて良い。電源も250Wと立派。前面、背面に1つずつUSBも付く。
ドットピッチは0.26mmであるが、水平92KHzまで追従する。オールインワンのモニタは昔お粗末だったがこれは立派。惜しいのは入力がD-SUBで1系統なことぐらい。
これで標準価格458,000円、実勢で30万円前半で買えるというのだから驚く。コツコツ作っている自作機なんか一蹴りされた。