画像管理ソフト

雑誌の電子ファイリングはもうめげそうであるが、画像管理ソフトは前から欲しかったので、とりあえず身の回りにあるものを試してみた。

Jasc Media Center Version 2.1-32J

「Paint Shop Pro」に付属の画像管理ソフトである。一時よく使っていたが、画像ファイルが増えるに従って、使いづらくなってきた。最大の欠点はディレクトリ構造をそのまま意識できないことである。アルバムを作る際に、いちいちディレクトリを入力し、そのディレクトリの中の画像ファイルのサムネイルを作るのである。作りとしてはもう古いという感じである。


iPhoto Express Explorer Version 1.1

これも画像処理ソフト「iPhoto Express」の付属ソフトである。ディレクトリ構造を意識して、いわばディスク内の全画像ファイルのデータベースを作ってくれる感じである。が、このソフト、何故かGIFを扱えない。元々の画像処理ソフト自体もGIFをサポートしていない。このソフトはMatrox Rainbow Runnerを購入したときバンドルされていたもので、その時点でバージョンは1.0であったが、Ulead社のWebページに1.1へのアップグレードファイルがあったので、バージョンアップはしたが、相変わらずGIFはダメである。同じソフトの日本語版を発売しているカノープス社のWebページでは、Version 1.1でGIFがサポートされたとあるのに。どうも日本語版とは違うようである。それに細かいことであるが、画像のサムネイルの下に表示されるファイル名のフォントが異様に汚く見づらい。


ThumbsPlus 3.0g2-S

これはシェアウェアで、雑誌の付録CD-ROMからインストールしてみた。その雑誌「DOS/Vmagazine 12/1」で画像管理ソフトの評価をしているが、そこでベストチョイスに選ばれている。確かに良さそうである。まだ使い込んだわけではないので、細かいことは分からないが、上の2つのソフトで問題とした点は解決されている。やはりExplorer風のデザインで、ディレクトリ構造を意識でき、新しい画像があると自動的にそれを検出する。どちらかと言うと、これは画像管理ソフトに画像処理ソフトが付属した感じで、サムネイルから画像を開くこともでき、またサムネイルをドラッグ&ドロップすることで、実体の画像ファイルを動かすこともできる。

ただ、インストールしたのが英語版なので、日本語のディレクトリ名は文字化けしているし、検索に使うキーワードの入力も日本語で入力できない。今度、日本語版を買いに行こう!


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