Gateway2000 P5-133プロフェッショナル
パーツ | 標準装備 | 追加機器 |
---|---|---|
CPU | Pentium 133MHz | - |
MEMORY | EDO32MB | EDO32MB |
HDD | Western Digital AC31600(IDE1.6GB) |
Western Digital AC21600(IDE1.6GB)
Quantum Fireball TM3200S(SCSI) |
FDD | 3.5'x1(3mode) | - |
CD-ROM | Wearnes(8x) | - |
VIDEO | Matrox_MGA_Millenium(4MB) | - |
SOUND | Creative Sound Blaster 16 | - |
NIC | - | 3Com EtherLink III |
Others | - | EPSON_Zip(SCSI)
CanoScan300 CANON_BCJ-210J EPSON_PM-700C Matshita CD-R |
PC-9821Bs/U7Wの限界を感じ
「一太郎」は年々重くなるし、インターネットをしようとしてもPC-98の通信ポートは最大19200bpsだし、Windows95の画像描画はとろいし。我慢は限界に達した。(なんでこんなに大袈裟なの?)
新しいマシンを物色
友人Sにも相談し、新しいマシンを物色。時代の流れと共にPC-98は候補から外した。別にPC-98はダメと言う訳じゃないけど、やはりDOS/Vを使ってみたかった。少し前、会社で部長にパソコンの購入を相談され、その時は会社のPCはまだPC-98が多かったこともあり、PC-98を奨めたのに。
友人Sは以前自分のマシンを持っていなかった時、私のPC-98を見て、「パソコンいいなぁ」と言っていたのだが、その後、DOS/V機を購入。さらに私なんぞより勉強したらしく、かなり詳しい。相談を持ちかけると、「まあ、メーカ製は良いけど、どうせなら外資系PCって結構良いよ」とのたまう。さらに、「ショップPCも良いのがあるよ」などと、安心の国民機から買い替えようとしている私に恐いことを言う。最初考えていたのは、Epson Vividyか富士通Desk-Powerだったので、ぶっ飛んでしまった。しかし、話を聞いていると(正確にはe-mail)段々国産機が良くないと思うようになってきた。恐ろしい洗脳だ!そして、ついにコストパフォーマンスからGateway2000が最終候補に絞られた。
通販でGatewayを受け取るまで
まず、納期を少し過ぎたので電話をすると、「本日出荷しました」 と言われ、数日後再び電話すると担当者は席外しのメッセージばかり。 Gateway2000は他の人が電話を取ることはなく、居ないと留守電になるようです。
そして、本日電話をするとまた同じ。 留守電にメッセージを入れるか、オペレータに繋げて下さいと言うので、 番号1を押してみる。 すると、女性が出ました。
「担当の鈴木(仮名)さんに連絡を取りたいのですが、全然つかまりません」
「調べますので、暫くお待ち下さい」
話し方は丁寧で感じが悪くなかったので、キレずに大人しく待っていると、
「鈴木は昨日会社を辞めました」
ガーーーン。何じゃそりゃ!おいおい連絡ぐらいしろよな、と思いつつ、
「頼んだPCがなかなか着かないのですが、代わりの方はいるのですか」
「上の者に聞かなくてはわかりません」
ここで、半分キレて、
「お金を1ヶ月も前に振り込んで、言った通りの日に来ないんですよ。大至急調べて電話下さい」
それから、暫くしても電話がないので、再度こっちから電話すると、
「代わりの担当者を決めました」
「お名前は?」
「鈴木です」
なめとんかー。
「下の名前が、一郎(仮名)です」(前任者はヒロシ(仮名)でした)
う〜、不安だ。
「只今、鈴木は只今別の電話に出ていますので、折り返し電話させます」
ちょっと間をおいて、今度は日通から電話、
「只今、Gateway2000から電話がありましてお電話しました」
「で、PCはどうしたんですか?」
「こちらに届いています」
「.....で、どうして配達しないのですか」
「配達日の確認をする電話をしたのですが、留守だったので」
そういや、最近毎朝9:00前に無言留守電が掛かっていたな。一こと言ってくれなきゃ分からないじゃない。
「平日はいらっしゃいませんか」
「いませんよ。土日の配達は無いんですか」
「土曜でしたら」
「時間指定できますか」
「午前、午後ぐらいなら、まあまあ」
「取りに行ったら、何時まで受け取れますか」
「21:30ぐらいまでOKです」
「じゃあ取りに行きます」
で日通から家に帰ると、Gateway2000の新鈴木さんが、
「只今、PCは日通で止まっていますので、すみませんがお電話して下さい」
これが、また、同じような声で同じようなしゃべり方をするんだ。 もう行って来たよ!
てなわけで、やっと牛が手元に来た次第です。 一人暮らしの通販って難しいです。
さあ、やるぞ
マシンを見れば機嫌なぞ簡単に直る子供丸出しの性格。もうルンルン(古い?)でマシンを箱から出し、設置を始めた。しかし、デカイ。標準のミニタワーから友人Sのアドバイスで3,500円払ってフルタワーにしたのだった。まあ、机の上に置かずに床に置けるんで良いか。
さあて、キーボード付けて、マウス付けて、電源コード繋いで..........あれ!あれあれ!動き出したぞ!!!まだモニタ繋いでないのに、電源コード挿しただけで電源が入ってしまった。ギョエ〜。どうしよ。仕方がないので、友人Sへ電話。「しょうがないから。今からモニタ繋いでみたら」とのこと。で、電源落とすよりはマシという結論で、結局電源を入れたままモニタのケーブルを挿す。映ってる。良かった。M/BがATXなんでこうなるんでしょうかねぇ。あ〜、ビックリした。
で、使い心地は
なかなか良いです。まあ、今となっては色々新しくて良いパーツが出て来てるので、全般にローエンド(部分的にはそれ以下)ですが。
特にCPUの進歩は激しいですね。Pentium133MHzなんてもう新品で搭載しているマシンほとんど無いですモンね。おまけに、Intel自身この旧型をPenium Classicと改名(戒名)してしまいましたからねぇ。でも、ビジネス系のソフトを動かしている場合は十分です。
標準は16MBだったのを32MBに変更して購入。しかし、この時はメモリが高かった。16MBの増設で46,000円、後でマネーバックがありましたが、それも-6,000円だったので、結局40,000円。今(1997年8月)は32MBでも12,000円。あ〜あ。
そうそう、マネーバックですがあれは知らないと損しますね。PCの価格はドンドン変わるので、1ヶ月以内ですが価格改定のチャンスは大いにありですからね。しかし、Gatewayはユーザに積極的にこれを言ってませんでしたね。今でもそうなのかな。
一時メモリを96MB載せてみましたが、Photoshopはメモリバカ食いでスワップの嵐は変わりません。画像を扱い始めると必要メモリ量が桁違いですね。ワープロでも、画像貼り付けると同じことだし。
Cドライブは、噂のWestern Digital AC31600で不安な毎日です。 Western DigitalのWebPageにチェックプログラムがあるそうですが、友人Sによると気休めだそうで困ったことです。Gatewayでは、Western Digitalのチェックプログラムで不良が確認されれば交換すると言ってますが。
Matrox MGA Millenniumはさすがに良いです。 NANAO FlexSacn E55Dとの組み合わせで、1280x1024、24biフルカラー、リフレッシュレート85Hzが可能です。でもGatewayのってOEM版でRAMDACが175MHzなんだそうな(市販品は220MHz)。セコイなぁ。
しかし
ハードウェアの進歩は目覚ましく、1995年末Windows95発売時ハイエンドだったPentium133MHzは、もはやローエンド。そして、Gateway2000の広告からもP5-133はついに姿を消した。