Turbo Linux KDE
3つもLinuxをインストールして、しかも全然設定などをしていない(Plamoに至ってはXも起動できていない)状況であるが、ウィンドウマネージャを色々見てみるのは楽しい。次は今最もホットなKDE(K Desktop Environment)が欲しくなった。
3つのLinuxのうちのどれかにインストールすればいいのだが、方法が分からないのでまた本を買ってくる。「Turbo LinuxによるUNIX入門(日経BP)」、3,800円也。KDEのインストール方法、必要なファイルとFTPサイトなどが掲載されている。さらに付録でTurbo Linux 3.0が付いているので、これでKDEにトライしてみることにする。
必要なファイルをゲット
本を見ると、ファイルはftp://ftp.netlab.is.tsukuba.ac.jpなどの/pub/X/KDE/stable/1.0/contrib/distribtion/rpm/RedHat-5.1/i386/binaryにあると書いてあるが、そのあたりを見ても、何故かディレクトリの中は空である。仕方がないので、パシフィックハイテックのFTPを見てみる。
ファイルの名称は若干違うが(5rh51の部分が1TLとか)、だいたい同じファイルが一式揃う。
ftp://ftp.pht.co.jp/pub/turbolinuxj/updates/3.0/i386/
kdeadmin-1.0-1TL.i386.rpm 273 Kb Fri Nov 27 09:47:00 1998
kdebase-1.0-3TL.i386.rpm 3133 Kb Wed Dec 02 02:57:00 1998
kdegames-1.0-1TL.i386.rpm 1656 Kb Sat Nov 28 04:03:00 1998
kdegraphics-1.0-1TL.i386.rpm 701 Kb Sat Nov 28 04:27:00 1998
kdelibs-1.0-1TL.i386.rpm 1555 Kb Fri Nov 27 07:06:00 1998
kdemultimedia-1.0-1TL.i386.rpm 852 Kb Fri Nov 27 09:58:00 1998
kdenetwork-1.0-1TL.i386.rpm 1257 Kb Fri Nov 27 10:10:00 1998
kdestart-1.0-1TL.i386.rpm 8 Kb Fri Nov 27 09:21:00 1998
kdesupport-1.0-1TL.i386.rpm 870 Kb Fri Nov 27 09:38:00 1998
kdeutils-1.0-1TL.i386.rpm 654 Kb Fri Nov 27 09:33:00 1998
qt-1.41-1TL.i386.rpm 843 Kb Fri Nov 27 06:32:00 1998
qt-devel-1.41-1TL.i386.rpm 3472 Kb Fri Nov 27 06:34:00 1998
さらにQt1.4のためのC++ライブラリを入手する。
ftp://ring.asahi-net.or.jp/pub/linux/RedHat/redhat/redhat-5.2/i386/RedHat/RPMS/
libstdc++-2.8.0-14.i386.rpm 119 Kb Thu Oct 15 04:36:00 1998
libstdc++-devel-2.8.0-14.i386.rpm 220 Kb Thu Oct 15 04:36:00 1998
まずはTurbo Linuxをインストール
CDはブータブルなので、ブートFDなどは作らず、いきなりCDを突っ込んで起動する。
TurboLinuxJ v3.0 (Karatu) - 1998/12/5
(C) 1998 Pacific HiTech, Inc.
以下、以前と違う部分のみメモする。
追加モジュールディスク−FDを作っていなかったのでスキップ
TurboProbe結果−以下の機器が発見されました−tulip (Digital 21040 (Tulip)), ncr53c8xx (NCR 53C810/53C820 alternate))
NICがde4x5からtulipに変わった
インストールタイプ
ルータ (74MB)
X端末 (120MB)
SOHOサーバ (137MB)
標準ワークステーション(498MB)
開発ワークステーション (667MB)
すべて (841MB)
直接選択
パッケージリスト
標準ワークステーションを選択
解消できない依存関係−以下のパッケージがこのインストールに必要になりますが、この配布メディアには含まれていません。
ghostscript (gvに必要です)
ghostscript (rhs-printfiltersに必要です)
ryobi-fonts (ryobi-fonts-xttsupに必要です)
インストールを選択するが
選択の確認−依存関係を考慮すると、選択されたインストールの全体のサイズは525Mbytes(734Mbytesの空き)になります。
パッケージの選択−カスタムパッケージ選択で、gv、rhs-printfilters、ryobi-fonts-xttsupを外す
失敗−グループ「基本ベース」はインストールする必要がある為、自動的に選択されました。
未解決の依存関係−いくつかの選択したパッケージは選択していないパッケージを必要とします。OKを選択すると必要なパッケージはすべてインストールされます。
aumix libgpm.so.1
gimp aalib
gimp mpeg_lib
gimp xdelta
gimp libaa.so.1
gimp libmpeg.so.1
gimp libxdelta.so.0
printtool rhs-printfilters
ryobi-fonts-xttsup
xemacs libgpm.so.1
依存関係を解決するようにインストールを[*]にして続行
選択の確認−依存関係を考慮すると、選択されたインストールの全体のサイズは525Mbytes(734Mbytesの空き)になります。
また出たが「続ける」を選択
やっと先へ進み、インストール状況が表示される。
マイクロソフト対応(ボタン2つ)、フォント解像度−100DPI、テキストログインを選択。
カスタム設定−どのサービスを使いますか
[*] AT Daemon
[*] Appletalk File Services
[ ] AutoFS Daemon
[*] Boot Parameters Daemon
[*] Canna Japanese Input Server
[*] Domain Name Server (DNS)
[*] E-Mail Server [ ]に変更
[ ] Electoric Books W3 Daemon
[ ] GPM Mouse Daemon
[*] INET Services (Telnet, FTP, etc)
[ ] Internet News Server
[*] Kernel Daemon
[*] Key Table
[*] NFS Automounter Daemon
[*] NFS File Services
[*] NetPlan Server
[ ] Network Time Protocl Daemon
[*] Print Server
[*] RPC Portmapper
[ ] Remote Message Daemon
[ ] Remote Users Daemon
[ ] Remote WHO Daemon
[*] SKK Japanese Input Server
[*] SNMP Information Server
[*] Secure Shell Daemon (sshd)
[*] System Log Server
[*] Turbo Linux Sound System
[*] WNN Japanese Input Server
[*] Web Server
[ ] YP (generic) Services
[ ] YP Bind Daemon
以上でインストールは完了し、再起動が始まる。
またMN128が自動接続
しかし、Linunxを起動する途中で結局MN128はインターネット接続をしてしまった。接続のトリガパケットを見ると、
[UDP 192.168.0.9/domain --> 192.5.5.241/domain]
また、暫くすると接続は自動切断されるが、シャットダウン時にも接続が行われる。
[UDP 192.168.0.9/1047 --> AutoDNS/domain(jserver)]
ちなみに、Windows95から普通に接続する場合は、
[UDP 192.168.0.2/1181 --> AutoDNS/domain(www.lares.dti.ne.jp)]
E-Mail Server(多分sendmail ?)を取り止めにしたが、原因は他にもあるようだ。
とりあえずインストールはOK
TurboLinux release 3.0 (Karatu)
Kernel 3.0.35 on an i586 (gaako)
VC: tty1
VCって何だ?
おお!Gimpも日本語化されている。
KDEはまだ遠い...