Mystique & Rainbow Runner
お買い物
ビデオキャプチャをやってみたいと思いはするものの、カードの選択が決まらずにいたが、モニタケーブルを買いに電気街に足を向けた。すると、Mystiqueのアドオンボードでキャプチャ機能が追加できる「Rainbow Runner」が28,800円から20,800円に値下げされていた。その店ではMystique自体は売り切れで、Rainbow Runnerのみが数枚残っていた。棚では最近人気のMillenniumII、あるいはCanopus PWR128Pあたりが幅を利かせている。 Mystiqueに見切りを付けて、専用のオプションカードも値下げで売り切ろうというわけか?
どうせ近いうちにビデオカードは買い換えるだろう。それをMystiqueにすれば、プラス20,000円で結構良いキャプチャ機能を追加できる。Mystique自体は最近流行りの3Dバリバリのビデオカードに比べればもはや大したことはないが、そう捨てたモンじゃない。価格的にも日本語版で20,000円はしない。Mystique自体は他店で買えばいい。これは買いだぁ〜。
というわけで、真面目に製品情報を整理していたのも一瞬にして消し飛び、話はまとまった!?
ついでと言うのもおかしいが、この際ビデオデッキも買ってしまった。最近はごく普通の性能で良ければ20,000円で買える話を聞いていたし、テレビとビデオが置いてある位置とPCが置いてある位置は少し離れているので繋ぎ替えたり持ち運んだりが面倒なので。それにしても以前のオリジナルCDの作成の時もステレオと繋いだし、だんだんPCはその他の家電と繋がって家電化していくみたいな話もまんざら嘘ではないかもしれない。
セットアップ
箱からカードを取り出す。何とまあ箱ばかりデカイこと。Rainbow Runnerの箱も、付属品があるとはいえ大きい感じだが、Mystiqueなどはもうスカスカである。箱が大きくないと見栄えがしないからなのだろうか。
セットアップは簡単であった。まずはディスプレイアダプタを「スタンダードディスプレイアダプタ」に変更して一旦電源を落とす。それから、MystiqueとRainbow Runnerを合体させ、PCのケースを開けて取り付ける。付属のビデオケーブルなども一応取り付けておいて、スイッチON。Windows95は自動的に新しい機器を検出。しかし、この起動時にはMystiqueと表示されず、VGA何とかと表示された。ちょっと気になったが、後でデバイスマネージャなどを見るとちゃんと認識されていた。
あとはディスプレイドライバとRainbow Runnerのドライバのインストール。ディスプレイドライバのインストールでは、Millenniumと同様DirectXがインストールされていないと言ってきたが、適当に返事をしたら自動的にDirectX3をインストールした。Rainbow Runnerのドライバのインストールでも、ActiveMovieがどうのこうの言って来たが、適当に返事をして終わった。早くやってみたいとどうしてもこういう所がいい加減になる。全く悪い癖だ。
ビデオ編集ソフトなどは後で入れるとして、とりあえず準備完了。
とりあえず試しに
適当なビデオをデッキに入れて再生し、PC-VCRというのを起動すると、ビデオのリモコンみたいなのとウインドウが現れ、そのリモコンのINPUTからLINEを選択すると、おおビデオが写った!へぇ〜である。簡単じゃねぇかぁ、と思わず高倉建さんになってしまった。
まずは感心してしまったが、ちょっと見ていると映像を表示しているウインドウが映像の大きさと若干違い、映像の左側が少し空いている。そこは黒くなっており水色のスジが出ている。何となく気持ち悪いので、ウインドウの隅を摘み大きさを調整しようとしてたが操作は無視される。デスクトップの解像度を800x600などに落とせば、ウインドウの大きさを0.5倍と1倍に変えたりは出来るが、相変わらず映像の大きさと合わない。
色々ボタンなどを押していると、そのうちウインドウをトリミング出来ることを発見した。この機能を使えば、表示ウインドウと映像サイズを合わせることが出来る。が、しかし、この設定は一時的なもののようで、解像度を変えたり、ウインドウの大きさを変えたりしていると元に戻ってしまう。
マニュアルを見ると、デスクトップの解像度別のビデオ表示ウインドウのサイズが記述されている。640x480もあるが、それはデスクトップも640x480の時で、800x600では704x480などとなっている。なるほど少し横に長いわけである。