ドライブレター不整合/パーティション調査


BIOS上では

PC起動時にBIOSのセットアップでディスク情報を見てみる。

ROM PCI/ISA BIOS (PI55T2P4)
CMOS SETUP UTILITY
AWARD SOFTWARE, INC.

Select Primary Master Option (N=Skip) : N

OPTIONS SIZE CYLS HEAD PRECOMP LANZ SECTOR MODE
2(Y) 4302 523 255 0 8895 63 LBA
1 4302 8896 15 65535 8895 63 NORMAL
3 4302 4448 30 65535 8895 63 LARGE

Select Primary Slave Option (N=Skip) : N

OPTIONS SIZE CYLS HEAD PRECOMP LANZ SECTOR MODE
2(Y) 1282 621 64 0 2483 63 LBA
1 1282 2482 16 65535 2483 63 NORMAL
3 1282 1242 32 65535 2483 63 LARGE

System CommanderのSCIN

Masterの方で「パーティションテーブル解析警告-第1セクタサイズ不整合」と出ている。マニュアルの解説は以下の通り。

削除ですかぁ...

値の違い

以上の結果をシリンダ数で比較すると次のようになる。SlaveはLinux fdiskでも、BIOSでも、621がEndになっているが、masterは違う。何だろ、これ?

  Linux fdsik BIOS SCIN
Device Start End End Start End
/dev/hda1 1 77 - 0 76
/dev/hda2 78 370 - 77 369
/dev/hda3 371 446 - 370 445
/dev/hda4 447 522 523 446 521
/dev/hda5 78 205 - 77 204
/dev/hda6 206 370 - 205 369
  Linux fdisk BIOS SCIN
Device Start End End Start End
/dev/hdb1 1 621 621 0 620
/dev/hdb5 1 500 - 0 499
/dev/hdb6 501 621 - 500 620

DOSの制限事項

System Commanderのマニュアルをさらに読むと、DOSの制限事項に関して次の記述があった。

システムに複数のプライマリFATパーティションが設定されている場合、非アクティブのプライマリパーティションは表示されないことがあります。このDOSのバグが発生するのは、次のいずれかの場合です。
a) 拡張パーティションは存在するが、論理ドライブが定義されていない場合。
b) 拡張パーティションにFAT論理パーティションが定義されていない場合。

今回の不具合とピッタリ一致はしないが、拡張パーティションにFAT領域が全く無いとトラブルの原因になる可能性があるようだ。


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