ドライブレター不整合/解決
暫くLinuxのインストールで遊んでいたが、久しぶりにWindowsを起動してみた。すると、相変わらずドライブレター関係がおかしい。
fdiskでエラー
以前最悪の状態の時は、fdiskの起動さえできなかったが、現在は、fdiksの起動時、領域情報の表示、論理ドライブの情報表示、ドライブの変更、と何か操作するたびに次のエラーが表示される。
エラーです.読み取り中 ドライブG
中止(A), 再試行(R), 失敗(F)?
次へ進むには、(R)としても同じなので、(F)を選択することになる。
パーティション情報
fdiskではディスクの中は次のように表示される。
ハードディスク1
領域 | 状態 | 種類 | ボリュームラベル | Mバイト | システム | 使用 | |
C: | 1 | A | PRI DOS | PARTITION0 | 604 | FAT16 | 15% |
2 | EXT DOS | 2298 | 56% | ||||
G: | 3 | PRI DOS | (本当はここはPARTITION2だが表示されない) | 596 | FAT16 | 15% | |
H: | 4 | PRI DOS | PARTITION3 | 596 | FAT16 | 15% |
Drv | ボリュームラベル | Mバイト | システム | 使用 |
D: | PARTITION10 | 1004 | FAT16 | 44% |
E: | PARTITION11 | 1294 | FAT16 | 56% |
ハードディスク2
領域 | 状態 | 種類 | ボリュームラベル | Mバイト | システム | 使用 | |
1 | EXT DOS | 6142 | 100% |
Drv | ボリュームラベル | Mバイト | システム | 使用 |
F: | 2047 | FAT16 | 33% |
System Commanderの設定を変更
System Commanderの「Setup / Local special options menu / Primary partitions visible on dribe 0:」を選び、次の変更を加える。
For OS: A-Windows 95 (Microsoft)
Partitions visible on drive 0 ? AUTO → NONE
partition 0 (MSWIN4.0)? visible
partition 1 (extended)? visible
partition 2 (MSWIN4.0)? visible → hidden (上をNONEにすると自動的に切り替わる)
partition 3 (MSWIN4.0)? visible → hidden (上をNONEにすると自動的に切り替わる)
fdiskでの領域情報は次のようになり、エラーも出なくなる。
ハードディスク1
領域 | 状態 | 種類 | ボリュームラベル | Mバイト | システム | 使用 | |
C: | 1 | A | PRI DOS | PARTITION0 | 604 | FAT16 | 15% |
2 | EXT DOS | 2298 | 56% | ||||
3 | Non-DOS | 596 | 15% | ||||
4 | Non-DOS | 596 | 15% |
Drv | ボリュームラベル | Mバイト | システム | 使用 |
D: | PARTITION10 | 1004 | FAT16 | 44% |
E: | PARTITION11 | 1294 | FAT16 | 56% |
エクスプローラももたつかず起動し、ドライブレターの割り当ても幽霊ドライブが無くなった。
もちろん隠したパーティションの中は見られなくなったが、Windows系とは言っても他のOS用だし、共有ファイル用ドライブは別にあるのでなので問題は無い。
原因は?
問題の原因は、拡張パーティションの後ろに、またPRI DOS、さらに拡張パーティションがあることだろうか。通常のWindowsインストールマシンで、このような状態は考えられないだろうから。
まあ結果オーライだ。