日本語redhat Linux5.2インストール
Turbo Linuxの再インストールをしてみて、また色々気になること、特にMN128の自動接続について参考本から、DNSあるいは/etc/hostsファイルを設定する必要がありそうなのが分かった。しかし、このあたりの実験は、redhatをインストールしてそこで行うことにする。と言うか早くインストールをしたいのだ。
インストール開始
ブータブルCD-ROMなので、電源を投入して即CD-ROM挿入すればインストーラが起動する。楽チン。
|インストールタイプ|ワークステーション、サーバはディスクのパーティションを自動的に削除されるというので、カスタムを選択。
|インストールするコンポーネント|全てを選択。インストール状況を見ると、910MBにもなっている。
マウスは手動設定になる。一般的なマウス(シリアル)を選択。ちなみに、Microsoft compatible (serial)がある。
ネットワーク
|TCP/IPの設定|
IPアドレス:192.168.0.9
ネットマスク:255.255.255.0 (自動表示のまま)
デフォルトゲートウェイ(IP):192.168.0.254 (自動表示のまま)
プライマリネームサーバ:192.168.0.1 (自動表示のまま)
|ネットワークの設定|
ドメイン名:gaako.or.jp
ホスト名:build1.gaako.or.jp
セカンダリネームサーバ(IP):(空欄)
三番目のネームサーバ(IP):(空欄)
サービス
今回はデフォルトのまま了解。
サービス | redhat Linux | Turbo Linux | Vine Linux |
amd | × | ○→×(Step3) | − |
apmd | ○ | − | ○ |
arpwatch | × | − | − |
atalk | − | ○→×(Step2) | − |
atd | ○ | ○ | ○ |
autofs | × | × | × |
bootparamd | × | ○→×(Step3) | × |
canna | ○ | ○ | ○ |
crond | ○ | ○ | ○ |
dhcpd | ○ | − | ○ |
gated | × | − | × |
gpm | ○ | × | ○ |
httpd | ○ | ○ | ○ |
inet | ○ | ○ | ○ |
innd | ○ | × | × |
jserver | − | ○→×(Step2) | − |
kerneld | ○ | ○ | ○ |
keytable | ○ | ○ | ○ |
linuxconf | ○ | − | ○ |
lpd | ○ | ○ | ○ |
mars-nwe | × | − | × |
mcserv | × | − | − |
named | ○ | ○→×(Step1) | × |
netplan | − | ○→×(Step3) | − |
network | ○ | ○ | ○ |
nfs | ○ | ○ | ○ |
nfsfs | ○ | ○ | ○ |
pcmcia | ○ | ○ | ○ |
portmap | ○ | ○ | ○ |
postgresql | × | − | − |
ppxp | − | − | ○ |
random | ○ | − | − |
routed | × | − | × |
rusersd | × | × | × |
rwalld | × | × | − |
rwhod | × | × | × |
sendmail | ○ | ○→×(Step0) | × |
skkserv | − | ○ | − |
smb | ○ | − | × |
snmpd | × | ○ | × |
sound | ○ | ○ | ○ |
squid | × | − | × |
sshd | − | ○ | − |
syslog | ○ | ○ | ○ |
tltime | − | ○ | − |
xntpd | × | − | × |
ypbind | × | × | × |
yppasswdd | × | × | × |
ypserv | × | × | × |
local | − | ○ | − |
MN128はまた自動接続
インストールを完了して再起動。おお、今回はMN128が自動接続しないぞ、と思っていたら、最後のログイン画面の表示と同時にやはり接続が発生。トリガパケットは、
[UDP 192.168.0.9/1028 --> AutoDNS/domain(news1.pa.dec.com)]
ウィンドウマネージャはWindow Maker
こんな感じ。Vine Linuxと基本的に同じ。しかし、Gimpを起動するとTipsが表示されるが、ボタン等は日本語だが、肝心のTipsの文章は英語のままだ。
MN128ハングアップ
ついでにNetscapeも起動してみる。が、エラーが出て外に接続できない。これは、デフォルトゲートウェイを、自動表示された192.168.0.254としたのがまずいんだろうな。
次にMN128のアドレス192.168.0.1を入力してみる。が、何か一瞬自動接続されて直ぐ切断されるような動きをして、何も返って来ない。別のWin95マシンからもアクセスしてみるが、何も返って来ない。Win95でpingもやってみるが、これもダメ。
さらに、アナログポートに接続している電話の受話器を上げてみるが、これも反応無し。あ〜あ、おかしくなった。
仕方がないので、MN128の電源を一旦落として再投入。Win95からのアクセスも、電話もOKになった。何だったんだろう、おおコワ。
senmail, inndはStop
control-panel/Network ConfigurationでNetwork Configuratorを起動し、ルーティングのゲートウェイを192.168.0.1に変更する。
control-panel/Runlevel EditorでSYSV Runlevel Managerを起動し、Runlevel3のsendmailをStartからStopに変更。
以上で再起動するが、まだダメ。
トリガパケット[UDP 192.168.0.9/1025 --> 192.203.230.10/domain]
control-panel/Runlevel EditorでSYSV Runlevel Managerを起動し、Runlevel3のinndをStartからStopに変更。
しかしこれもダメ。
トリガパケット[UDP 192.168.0.9/1025 --> 128.8.10.90/domain]
ネームサーバの動作確認
Turbo Linuxのガイド本に、DNSについて書いてある部分があり、ネームサーバの動作確認方法が示されているので、実行してみる。
nslookup 192.168.0.9 Enter
Server: MN128-SOHO-SL10
Address: 192.168.0.1
*** MN128-SOHO-SL10 can't find 192.168.0.9: Non-existent host/domain
また、トリガパケット[UDP 192.168.0.9/1028 --> AutoDNS/domain(9.0.168.192.in-addr.arpa)] が出た。
一応/etc/hostsも見てみる。
127.0.0.1 localhost localhost.localdomain
192.168.0.9 build1.gaako.or.jp build1
何か根本的におかしなことをやっている気がしてきた。