Ulead MediaStudio 2.5VE
Rainbow Runnerには、ビデオ編集ソフトとして、Ulead社のMediaStudio 2.5 Video Editionがバンドルされている。これを使えばキャプチャしたビデオを色々編集できるらしい。色々と言っても、この手のソフトは全く経験が無いので、動画を編集するということは具体的にどういうことを言っているのかも分からなかったが。
Video Capture
とりあえずソフトを立ち上げてみようとプログラムメニューを見ると、このプログラムのグループには色々なソフトが入っている。もちろんVideo Editorが主となるものだろうが、他にVideo Captureというのもある。どうやら、MatroxのPC-VCRだけでなく、このVideo Captureでもキャプチャは出来るようである。
早速Video Captureを起動する。やはり少し雰囲気は違う。PC-VCRがWindowsの標準的なデザインのウインドウに映像を表示するのに対し、こちらはテレビの雰囲気のフレーム内に映像を表示する。ただ、機能はやはり同じようなもののようである。表示するウインドウと映像の大きさが少し合わず、映像の左に真っ暗な部分が残るのも同じである。このあたりはRainbow Runnerのドライバに支配されるのかもしれない。
Video Editor
ソフトを起動すると作業スペースのようなものが出来る。ここに編集するビデオクリップを貼り付けるようである。試しにビデオクリップを貼り付けてみると、サムネイルサイズのビデオのコマが表示される。Motion-JPEGはパラパラ漫画みたいなものと言われるが、まさにそのとおりで時系列で絵が並んでいる。ズームをすることも可能で、1秒に30コマある絵の一つ一つを見ながらカットなどの編集が出来る。時間をかければ、サブリミナル効果を入れた映像も作れる。
解説によれば、ここで行った編集は元のビデオファイルを書き換えることはなく、プロジェクトという形で編集内容のみが保存される。従って、その編集内容に沿ったビデオを作るには別のビデオファイルをプロジェクトから作成することになる。