Windows98 Beta3jのインストール

噂のWindows98、と言っても英語版のBeta1は去年から出ていたし、夏には正式発売らしいので、若干今さらという気もするが、日本語版のBeta3をインストールしてみた。


1.System Commanderで基本MS-DOS領域を確保

例によって例のごとく、System Commanderを使って既にある基本MS-DOS領域をNon-DOSにして隠す。

2.FDのDOSで起動してsetupを実行

いつものようにFDのDOSで起動して、漢字とCD-ROMを組み込む。それからfdiskで基本MS-DOS領域を確保し、これをアクティブにする。

あとはsetup.exeの起動であるが、CD-ROMのルートにはsetup.exeは無く、各言語別のディレクトリ、日本語版は「japanes.at」にあった。しかし、これを起動しようとしてもコンベンショナルメモリが足りず実行できない。

不思議に思って、DOS FDのconfig.sysとautoexec.batを、別のDOS FDと比べると違う。

どうやらDOSをUMB(確かアッパーメモリブロック?)に置くなどの処理が必要なようである。

しかし、今は早くインストールをしたいので、細かいことを考えるのはやめて、安易に次のように変更すると、あっけなく動いた。

もちろんemm386.exeのコピーもしている。また、autoexec.batも変更して、手動でsetupを実行した。

3.やっぱりハングアップ

セットアップが開始され、途中起動ディスクが2枚必要になって慌てたりしたが、結構順調にことは進んだ。

しかし、インストールが完了近くなると、再起動がかかるが、画面がブラックになって暫くしても何も動かない。ハードディスクにアクセスしている音も無いようなので、マシンのリセットボタンでリセットをかける。以前PC-98のWindows3.1をWindows95にアップデートした時もこんなことはあったので、さして驚きもせずリセットボタンを押した。

次に起動した時は、Safe Modeだった。しかし、「デバイスマネージャ」を見ても「!」や「×」は無い。だいたい、デバイスの種類に「ディスプレイアダプタ」、「モニタ」、「CD-ROM」、その他色々なものが無い。

項目に「ディスプレイアダプタ」も「モニタ」も無くては、設定のしようが無い。画面のプロパティを見ても「不明なデバイス」になんてなっていて、設定変更のボタンがグレーで操作できない。

無理矢理、Matrox Mystique 220のWindows95用ドライバ(1677_382.exe)を実行してもみたが、インストールはできたものの相変わらずディスプレイまわりはダメである。

ハードウェアウィザードをかけようにも、Safe Modeではできないと言われるし。


なんじゃこりゃ?

なるべくWindows95からのアップデートにした方が良いというのを見たことがあるが、やはり真っ新からは無理なのだろうか。

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