研究所人事係資料室
Update:2004/03/31

●FVR01a 静(しずか) 詳細解説●
しずか詳細

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総説
ベースモデルの存在しない、完全な一品物のDOLL。
その関係であいんたちのような民間の登録書類(戸籍)がなく、「76 FORTRESS」の軍用DOLL(自家用に対して業務用?)としての登録扱いになっている。

フレーム
詳細は不明。
要塞には完全なアンドロイドを開発する技術が未完成であったため、関節部など一部内部機構の見えている部分がある。
ちなみに背中の大きな部品は動力炉の一部であり、服の下には皮膚はない(「服の上からさわった感じ」ぐらいには柔らかい)。

頭脳
詳細は不明。「雪」のセミコピーと思われるが定かではない
。 OSは雪のものに、開発者の「7600YEN」氏が独自に研究した巫女の知識を追加入力されている、とのことである。

動力系
背中に露出するほどの(体に比して)巨大なジェネレータ(動力炉)を搭載。中心部には12センチCDサイズの結晶(CGコンバータ)が内蔵されている。
形状は過去の「アームストロングエンジン」に酷似しており、5本のシリンダーがある。あまりの大きさにうつぶせに寝るしかない代物。
シリンダーは抜くことができ、全部抜くと人間並みにまで出力が低下する。
「軽量小型」の動力炉でありながら大型機動兵器並の出力を持ち、出力は申し分ないがとんでもない大食らい。毎食毎食米俵が壊滅する。
(構造上は非常に低燃費高出力の動力炉であり、なぜ彼女だけこうまで燃費が悪いのか、開発者も首を傾げるばかりである。)

メンテナンス系
詳細は不明。リペアシステムの搭載の有無は不明だが、一応メンテナンスが必要である。
静ががけ研に譲渡された際に資料一式を忘れてきたため、がけ研ではメンテができず、定期的に「76 FORTRESS」に戻って整備を受けている。
(資料を取り寄せれば済むことなのだが、「里帰り」という意味もこめて、あえて「76 FORTRESS」に帰すことにしている)

補機類
感覚については不明。ただし視聴覚は当然として、米の銘柄をずばり言い当てるところを見ると味覚と嗅覚もおそらくあるであろう。
また皮膚感覚に関しては、「くすぐられるのにめっぽう弱い」ので、少なくとも触覚(痛覚)の存在は確認されている。
両目には非接触データ転送機能「インポート・アイ」を装備。視線を合わせることで通信が可能(以心伝心?)。
両手首にはワイヤー付きロケットパンチ「ワイヤード・ナックル」を装備。片側4基のロケットモーターによってオールレンジ攻撃が可能。
服の袖は普段は柔らかいが、有事の際には硬化しトンファーとして使用可能。
加速装置を搭載、奥歯のスイッチで自身の移動速度を一瞬にしてマッハまで上げる。が、髪の毛が短いため長時間使用するとオーバーヒートを招く。
また、エネルギーを大量に消費するためおなかが空く。

拡張装備
●大容量プロペラントタンク
外部エネルギーパック(通称:「お弁当」)。胸(コンフォーマル装着)と背中(左右に一本づつ)に装着可能。
●マルチパック
スカート内側に装着可能。ペイロード、武器庫などに使用する。
●加速用ブースター
背中とスカートに取り付け可能。大気圏離脱や一発加速に使用する使い捨ての固体ロケット。
●降下ユニット
降下用のパラシュート及び逆噴射スラスター。背中に装備。機体が体積に比して重いため、降下時は必須となる。


・・・なお、不明な項目が多いのは、前述の通り譲渡時に静が資料一式を忘れてきたためである(笑)。