*タイタニックのごく個人的な感想*


前半はなんかもーラブロマンス!!な感じで実はラブロマンス苦手な私はちょっとトホホー(−−;
だったんですけど、ヒロイン(ローズ)の性格が反骨精神(つーのか?)でなかなかいい性格で、その辺には
好感が持てました。

で、後半、タイタニックが沈む!!所からがぜん面白くなってきましたね!
人が仕事を一生懸命(<今回はあえてこう書こう…)しているところ、任務に忠実な所がツボなので
船が沈む時に、船長や設計者が船と運命を共にするところ、演奏団が演奏を続けているところ、
パニックに陥った男の乗客の一人を撃ってしまった船員が自害するところ等で泣けてしまいました。

あと、脱出せずに子どもにお話を聞かせる母親、(<『銀河鉄道の夜』にこういうシーンがあったような?)
(←12/02補足:『銀河鉄道の夜』が書かれたのはタイタニック事件以降なので、
 宮沢賢治はこのへんの話を元に、ああいうシーンを書いたらしいです。)

ベッドで抱き合う老夫婦(日本じゃああいうのってないよなあ)、
神父さんが聖書を読み聞かせる辺りも感動でしたね。

ツッコミ大王(爆)の私としては、
ジャック(ディカプリオ)に疑いがかかったときにローズが信用してれば!!とか
もっと早く行動を起こしていれば!!とか、ローズがジャックを助ける時に都合よすぎ!!とか
船が沈むときは渦巻きが起こって巻き込まれるからボートはもっと離れてないといけないんじゃないかなあ?
とかいろいろありますが、
ソレは映画(=娯楽を目的とするもの)だから仕方ないっすね・・・(爆)

しかし、ツッコミ点を差し引いてもなかなか良い映画でした。ヒットした理由が判るよ。


最後に、年老いたローズが宝石のネックレスを海に落としたのは、「わざと」なのか
「手が滑っただけ」なのかその辺りがイマイチ分かんなかった私でした(爆)
(やっぱりわざとなのかなあ・・・(^^; 誰かあの辺の解釈求む!!)


まあ、女には海のように深い秘密があるってことで!!(<強引にまとめ。)

あれは見た人一人一人が思ったラストが正解なのでしょうね。


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