■「LOVE&HATE」の元ネタ?

“何の言葉も 理由ももてない僕は 内なる優しい 余情で語りつくそう (中略)  何の行為も 答えももてない僕は 内なる優しい 余情でしか語れなくて” (SPIRAL LIFE「LOVE&HATE」(マキシシングル『GAME OVER』1993年12月発売) “なんの行為も、なんの理由も、もてない ぼくたちの時代に、  ぼくたちの、ただうちなるやさしさを いま、ぼくたちは抒情でしか 語ることができない。” (森田童子 3rdアルバム『a Boy ア・ボーイ』1977年発売/帯の文章より) TBS系金曜ドラマ「高校教師」で「ぼくたちの失敗」がヒットし このアルバム『a Boy』がCDで再発されたのが【1993年4月】なので(ベスト盤『ぼくたちの失敗』は1993年3月) 「LOVE&HATE」を作詞する以前にSLのふたり(この曲は車谷浩司がほとんど作詞している)が 森田童子のこの文章を見た可能性は高いと思われます。 (私の知る限りでは)SL活動当時、「森田童子が元ネタ」ということを 彼らはインタビュー等で言及していないので断言はできませんが、ここまで被ってたら…多分…(笑) ◆ このアルバムは、中古レコード屋に出ていたのを何となく手に取ったのですが 帯の文句を見て非常にビックリでした。 その時は手持ちがなくって買わなかったんですが(ファンの方スミマセン;) 最近ひょんなことからその時のことを思いだしヤフーオークションとgoogleで検索したら出てきたのでここで書いてみた次第です。 『a Boy』ですが、私は現物は入手してないのでこの帯の文句が アルバムの曲の中から引用されているのかどうかは(今のところ)ちょっと分かりません…。 (2001/11/26記)
スパイラルトップにモドル