オーナー安原氏は元フリーのカメラマンで、結婚と
ほぼ同時にペンションを始め、2人の男の子を作り
奥さんから「とら」と呼ばれていたため、通称
「とらさん」で通っていました。
ところが、ペンションを初めてすぐに、離婚して、
奥さんは次男を連れて、Hawaiiに行ってしまい
(私は奥さんを見たことがないのですが)
私の知っている Green Peace は消灯時間もなく、
昼飯はカップラーメンなど持ち込み、とらさんに
湯を入れてもらって食べるなど、大変自由な雰囲気
で、とらさんの飄々とした風情と共に、他には見ら
れないものでした。(かなり感傷が入っている)
そのとらさんが、10年ほど前、突然、「ペンション
やめて Hawaii に行きます。」
「とりあえず、行ってみます」
などと言い出し、長男をつれて、本当に行ってしま
いました。
私が 毎年 Hawaii に行き、連絡を取っているのが
そのとらさんなのです。じつは。
とらさんは Hawaii で離婚した奥さんと、別の所帯
ですが、仲良くやっているようです。
(じゃ何で離婚した?)
その後、Pension Green Peace を継いだのは、
スプーンおばさんの様なおばあちゃんと、離婚して
独り身の娘さん(たかこさん)で、
私は利用していましたが、3,4年前にペンションを
手放しました。(遺産相続のごたごたが原因らしい)
隣のペンションのオーナーが買い取り、去年、Green
Peace を経営しませんか? と葉書が舞い込み、私が
やろうかと半分本気で考えていたところへ、叔父が
「自分がやる。」「家を売ってでもやる」と始めて
しまいました。(娘夫婦も連れて)
叔父は Green Peace という名称はちょっと危ない
と Pension Rimini に改名、96年 12月の
Open と
あいなったわけです。