フランク永井の3大名曲

有楽町で逢いましょう

昭和30年頃、銀座・有楽町は高いビル、デパート、喫茶店、映画館などが満ち溢れる楽しくて、ちょっと上品な繁華街でした。この町を背景に♪「あなたと私の合言葉 有楽町で逢いましょう」♪と日本全国に、フランク永井の甘い低音のメロディが流れ、大ヒットしました。
この後も、都会で暮らす男の哀愁を歌って、「西銀座駅前」、「俺は淋しいんだ」、「夜霧に消えたチャコ」などヒット曲を量産して行きました。
また作曲家・吉田正もこの曲で自信がつき、作曲”家”と呼ばれて はずかしくなくなったと言っていました。

君恋し

昭和36年、リバイバルブームの火付け役となり、その年の第3回レコード大賞に選ばれました。原曲の二村(ふたむら)定一(昭和3年)はやさしく、きれいに歌っていましたが、フランク永井は太い声で、力強く歌い上げており、また伴奏もダイナミックになっており、これが当時の感覚に受けたようです。

東京ナイトクラブ

松尾和子とのデュエットで大ヒットしました。ダンスを踊りながらの男女の掛け合いセリフを歌にしています。カラオケの初期の頃は「銀座の恋の物語」とともに、デュエットソングの定番として大衆に歌われました。

<選考経過>
3曲目の選考に非常に迷いました。下記の曲も入れたかったのですが、結論が出ず、結局、異質のデュエット曲をあげました。
「東京午前3時」、「羽田発7時50分」、「西銀座駅前」、「夜霧の第二国道」、「俺は淋しいんだ」、「夜霧に消えたチャコ」、「おまえに」

歌手別三大名曲に戻る

topに戻る