藤島桓夫(昭和2年ー平成6年 享年66才) 

 鼻から頭の先に抜けるような甘みのある高音と、太く重みのある低音を織り交ぜた歌唱で、歌謡ファンを魅了しました。

最初はマドロスもの、その後は一言でいえば下記のような”ふるさと演歌”のヒットを飛ばしました。
昔昭和36年の年末にNHKラジオで歌謡歌手「男性5人衆」というタイトルで、毎晩1人づつ(たぶんスタジオで)ヒット曲を歌う豪華な特別番組がありました。出演者は三橋、村田、坂本九(ちょっと意外だが、当時としては人気絶頂実力者)、三波?か春日?、それにこの藤島でした。当時の人気と実力の程が伺われます。この中で藤島のことを”酒もタバコもやらないまじめな人”と紹介されたのを覚えています。

三大名曲
  
さよなら港・・・・・・・・・・ふーねはゆく ふねは行くゥ と軽快メロディー
  
お月さん今晩は・・・遠藤実の作曲デビュー曲でもある、ふるさと演歌
  
月の法善寺横丁・・・ご存知、大阪弁のセリフ曲

その他のヒット曲
  「初めて来た港」、「かえりの港」、「アンコなぜ泣く」、
  「凧々あがれ」、「村の駐在所」、
  「波止場気質(リバイバルで昭和36年紅白で歌唱)」


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