神戸一郎の3大名曲
十代の恋よさようなら (昭和32年 石本美由紀 作詞 上原げんと 作曲)
神戸一郎は、藤山一郎のように美声と歌のうまさから「神戸(こうべ)の藤山一郎」・・・→神戸一郎になったとのこと。(ウイキペディアより) さらに私は、高音はツヤがあり、低音には甘い響きがあり、そしてエネルギッシュなのが神戸一郎の声の大きな魅力と思います。
この「十代の恋よ・・・・」はせつない歌であるが、神戸の魅力が十分に発揮されて大ヒットしました。
銀座九丁目水の上 (昭和33年 藤浦洸 作詞 上原げんと 作曲)
この歌は明るく洒落た甘い歌である。 ♪銀座九丁目は水の上 今宵は船ですごしましょう♪ のフレーズが印象的で大衆に好まれました。
上記2曲とも作曲は上原げんと で、上原としてもヒット曲連発の全盛期であったように思われます。
青い山脈 (昭和37年 西條八十 作詞 服部良一 作曲)
明るい青春歌謡は神戸一郎にピッタリで、昭和37年に青山和子とのデュエットでヒットしました。
当時はフランク永井(ビクター)の「君恋し」など リバイバルソングが流行っていて、コロムビアとしても、出すべくして出した企画レコードのように思います。
<参考>
最近知ったことであるが、吉永小百合、浜田光夫が出演の映画「青い山脈」での主題歌はこの神戸、青山コンビの歌が使用されていたとのこと。
<選考経過>
神戸一郎は魅力的な声の持ち主であったが、世に知られたヒット曲は多くなく、3曲目としてカバー曲である「青い山脈」としました。
私が好きな下記の曲は割愛しました。
「ひとみちゃん」 「りんごちゃん」 「東京遊覧飛行」