春日八郎の3大名曲

別れの一本杉

ギターのイントロで始まるこの歌も、ふるさとに想いを寄せる、いわゆる”ふるさと演歌”の代表曲です。昭和30年代の歌謡曲黄金時代の典型曲ともいえる歌です。

雨降る街角

都会の中年サラリーマンの悲哀を歌ったもので、テンポの早いギター伴奏が、雨だれの落ちる情景を表わしているように思えます。春日八郎は昭和30年代の中年男性の心情を歌ってヒットした歌が多いです。

お富さん

あまりにも有名な「別れの一本杉」の影に隠れて目立ちませんが、春日八郎のヒット曲として忘れてならない曲です。曲全体に手拍子リズムが入るという珍しい曲ですが、カラオケなどない時代に、宴会などでよく歌われました。
春日は無愛想な表情で歌いますが、照れ屋の裏返しと思われます。




<選考経過>
「別れの一本杉」と「お富さん」はすぐ決まりました。3曲目は大変迷いました。昭和30年代の中年男性の心情を歌ったヒット曲の中でどれを選ぶか悩みました。「赤いランプの終列車」「別れの波止場」「足摺岬」「山の吊橋」「長崎の女」などいろいろありますが、艶のある高音でうまく歌っている「雨降る街角」としました。


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