北原謙二(昭和14年ー平成17年 享年65才) 

 ちょっと鼻声気味ながら、こぶしを使わぬストレートな歌い方で、昭和30年代後半にデビュー曲「日暮れの小径」から「若いふたり」など純粋無垢、健康的な青春歌謡のヒットを飛ばし、多くのファンに親しまれました。
晩年は難病に悩まされながらも、隠すことなくTV出演し、ファンサービスに努められました。
享年65才は早すぎました。懐メロ番組で見た
全盛期の頃の元気はつらつな歌い方は魅力いっぱいで、もっともっと永く活躍してほしい歌手でありました。

三大名曲
  
忘れないさ・・・・・北原のやさしさと一途さが表れている
  
若いふたり・・・・・北原の代表曲。「全国歌謡ベストテン」(下記注)の
                    第1回ベストワン選出曲。
  
若い明日・・・・・・・昭和38年の紅白で歌唱。華やかなイントロが素敵

その他のヒット曲
  「日暮れの小径」「ふるさとの話をしよう」「若い太陽」「北風」


(注)「全国歌謡ベストテン」
  昭和37年にラジオの文化放送でスタートしました。全国34社の民放ラジオ局が文化放送に電話で、自局のはがき投票ベストテンの曲目と票数を報告し、それを集計して今週のベストテンが決まるという番組でした。私が中学、高校の頃でしたが、毎週、大変興味深く聞いていました。

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