小林旭の3大名曲
さすらい (注)題名訂正。「北帰行」は間違いでした(10-2-15)
小林旭の初期のヒット曲です。流れ者男の哀愁を歌っています。
サビの♪なにーを いまさらーー つらくーはないがーー♪とカン高い高音の”アキラ節”が出ています。
昔の名前で出ています
昭和40年代後半から50年にかけての高度成長時期に、キャバレーやカラオケスナックが大繁盛し、この歌もジワジワとヒットしてゆきました。流れ女(ホステスさん)の愛する男性への一途な思いを、アキラがちょっと投げやり風でありながら、またしっとりと歌っています。
熱き心に
阿久悠の作詞でアキラの健在ぶりを示すと共に、現代の若者にも共感を感じさせる歌です。アキラが兄貴分として先頭に立ち、若者たちを後ろに引き連れて大空へ勇壮に飛んでいくような雰囲気を感じます。
<選考経過>
「北帰行」(窓は夜露にぬれて・・・)や「惜別の歌」(遠き別れに・・・・)など「うたごえ喫茶」や文部省唱歌的なきれいな歌もあれば、「ギターを持った渡り鳥」、「ついてくるかい」などの名曲もありますが、アキラの歌歴史から上記三曲としました。