三浦洸一の三大名曲 

踊子   (喜志邦三 作詞 、渡久地政信 作曲 昭和32年)

 三浦の代表曲です。
ご存知「伊豆の踊子」の文芸作品を、三浦が格調高く、まじめにきっちりと唄っています。 伊豆の温泉や下田街道の情景が目に浮かぶようで、日本の叙情歌謡(または旅情歌謡)に名をはせる名曲です。
ポンポンポンとピチカートのイントロで始まり、歌の途中に女性コーラスがはいるのも面白い構成です。

東京の人 (佐伯孝夫 作詞 、吉田正 作曲 昭和31年)

 昭和30年代の東京は高度成長でおおいに繁栄を続ける大都会でした。銀座、渋谷、池袋などでデートを楽しむ若い恋人達があふれていました。
懐メロテレビで、当時の三浦の唄う姿を見ると、背広を着て折り目正しく、スタンドマイクの前で両手を広げて正統派的な唄い方は、今見ても高感度NO1ので青年歌手です。

この歌は のど自慢コンクールなどで、のどに自信のある一般の人が、自分の歌のうまさを発揮しようと好んで唄われた曲でもありました。

弁天小僧( 佐伯孝夫 作詞 、吉田正 作曲 昭和30年)

 ♪ボタンのようなお嬢さん♪で始まる2拍子系の調子のよい曲です。
三浦にとって異質な曲ですが、三浦の違った。味わいが出ています。
今でもTVなどでよく唄われる名曲です。

<選考経過>

 他のヒット曲として「落ち葉しぐれ」、「ああダムの町」、「街灯」などがありますが割愛しました。

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