その他作曲家

その他の偉大な作曲家

作曲家シリーズ１０人に入れませんでしたが、下記の作曲家も大ヒット曲を生み出した名作曲家です。
（注）曲名の誤字はご容赦下さい。気づき次第修正します。

	氏名	説明	主なヒット曲
1	服部良一	古賀メロディーと相並び、多数の大ヒット曲を生み出した大作曲家です。古賀政男、吉田正と共に国民栄誉賞を受賞しています。	青い山脈、別れのブルース、銀座カンカン娘、湖畔の宿、一杯のコーヒーから、蘇州夜曲、
2	米山正夫	音楽の教科書に載るようなホームソングから「リンゴ追分」に代表される美空ひばりの歌、他に水前寺清子、西郷輝彦、美樹克彦などにも歌を提供しています。特筆したいのは大曲と思われるメロディーも、たった１オクターブ位の音程で作られているのに驚かされます。	森の水車、山小舎の灯、リンゴ追分、長崎の蝶々さん、車屋さん、花笠道中、三百六十五歩のマーチ、初恋によろしく、涙をありがとう、恋人ならば、花は遅かった
3	大村能章	古めかしい歌の代表作曲家です。	旅笠道中、野崎小唄、明治一代女、小判鮫の唄
4	江口夜詩	「憧れのハワイ航路」の作曲家。他に春日八郎のデビュー曲など多くの歌を作曲しました。	憧れのハワイ航路、赤いランプの終列車、ひょうたんブギ、長崎のザボン売り、トチチリ流し、浮草の宿
5	中野忠晴	三橋美智也や若原一郎他のヒット曲を作曲しました。	赤い夕陽の故郷、達者でナ、おさらば東京、ああ新撰組、おーい中村君
6	吉田矢健治	三橋美智也、春日八郎のヒット曲に貢献しました。バーブ佐竹の「女心の唄」も作曲しました。ラッパ金管楽器を効果的に駆使した編曲が印象的です。	夕焼けとんび、お花ちゃん、岩手の和尚さん、雨降る街角、足摺岬、山の吊り橋、ごめんよかんべんナ、あなたと共に、女心の唄、カクテル小唄
7	佐々木俊一	小畑実、灰田勝彦などのヒット曲を作曲しました。	サンフランシスコのチャイナタウン、高原の駅よさようなら、きらめく星座、新雪
8	飯田三郎	「啼くな小鳩」、「ここに幸あり」の作曲家です。	啼くな小鳩、ここに幸あり
9	利根一郎	戦後の世相、生活を表わす曲を作曲しました。そして久しぶりに作曲した橋幸夫の「霧氷」でレコード大賞をとりました。（昭和４１年）	ガード下の靴磨き、星の流れに、若いお巡りさん、雨の中の二人、霧氷
10	長津義司	日本調の歌でヒット曲をとばしました。三波春夫のヒットに寄与しました。	十三夜、大利根月夜、大利根無情、チャンチキおけさ、俵星玄蕃
		以下は主に昭和４０年以降活躍
11	平尾昌晃	布施明、小柳ルミ子、五木ひろしなどにヒット曲を提供しました。昭和４０年代の代表的なヒットメーカーです。	霧の摩周湖、愛の園、恋のしずく、私の城下町、瀬戸の花嫁、よこはま・たそがれ、夜空、二人でお酒を、カナダからの手紙
12	筒美京平	ほとんど、マスコミに顔を出さない謎めいた作曲家ですが、ヒット曲は莫大です。自分で編曲までやる真の音楽家です。特に、ラッパ楽器を効果的、印象的に使用する魔術師です。	また逢う日まで、ブルーライトヨコハマ、私の彼は左きき、雨の日のブルース、さらば恋人、夜汽車、バラ色の雲、魅せられて、ギンギラギンにさりげなく、木綿のハンカチーフ、十七才、雨がやんだら、その他多数
13	都倉俊一	山本リンダ、ピンクレディのあのリズムに乗った軽快でパンチのあるメロディーとサウンドで人気の盛上げに貢献しました。	どうにもとまらない、狙いうち、ペッパー警部、ＵＦＯ、あずさ２号、ジョニーへの伝言、五番街のマリー、ひと夏の経験、天使になれない
14	いずみたく	昭和４０年代の代表的なヒットメーカーです。デュークエイセスの「日本のうた」シリーズも特筆ものです。	希望、夜明けのうた、見上げてごらん夜の星を、恋の季節、世界は二人のために、女ひとり、いい湯だな、夜明けのスキャット、ふれあい、ベッドで煙草を吸わないで
15	鈴木邦彦	黛ジュンなどにヒット曲を提供しました。	天使の誘惑、恋の奴隷、北国行きで、長い髪の少女、酒場にて、さらば涙といおう
16	三木たかし	黛ジュンの実兄で、津軽海峡冬景色、北の蛍などの名曲や、テレサテンのヒット曲を作曲しました。作詞の荒木とよひさとコンビで、昭和５０年代の代表的なヒットメーカーです。	夕月、津軽海峡冬景色、能登半島、禁じられた恋、北の蛍、若き獅子たち、あなたにあげる、コーヒーショップで、みずいろの手紙、めだかの兄弟、風の盆恋歌、追憶つぐない、愛人、時の流れに身をまかせ、
17	宇崎竜童	作詞家・阿木曜子と夫唱婦随（？）でどこかパンチのあるメロディーでヒットを飛ばしました。	港のヨーコ・ヨコハマ、想い出ボロボロ、愚図、硝子坂、横須賀ストリ-、イミテーションゴールド、プレイバックパート２、しなやかに歌って
18	宮川泰（ひろし）	ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」は今の若い女性にも好かれる古さを感じさせない名曲です。	恋のバカンス、ふりむかないで、ウナ・セラ・ディ東京、逢いたくて逢いたくて、宇宙船艦ヤマト
19	中山大三郎	男の哀愁物や人生観のある歌を作詞・作曲で提供してくれました。	男の背中、無錫旅情、珍島物語、味噌汁の歌、人生いろいろ(作詞のみ）、夜の銀ぎつね？
20	鈴木道明（どうめい）	この人も作詞・作曲で西田佐知子の歌でヒットしました。印象深い歌なので、美空ひばりなど他の歌手達も歌いたくなってカバーで歌っています。	赤坂の夜は更けて、女の意地、夏の日の想い出
21	市川昭介 (06-10-2)	つい先日９／２６に逝去されました。７３歳でした。この人も右記の通り、多くの歌手に多数のヒット曲を提供しました。作曲風は、哀愁を帯びた曲でもどこか明るさがあるメロディーが特色でしょう。	恋しているんだもん、恋は神代の昔から、出世街道、涙を抱いた渡り鳥、アンコ椿は恋の花、涙の連絡船、大阪しぐれ、皆の衆、夫婦春秋、絶唱、細雪、さざんかの宿、男船
22	猪俣公章	この人も素晴らしい演歌を多数作曲しました。森進一の育ての親でもあります。	君こそわが命、女のためいき、港町ブルース、冬の旅、おふくろさん、おんなの海峡、空港、千曲川、あばれ太鼓、ふりむけばヨコハマ、
23	彩木雅夫	ヒットメーカーのわりにマスコミに出てきませんが、右記の通り歌謡史に残る名曲を作曲しています。	噂の女、　花と蝶、長崎は今日も雨だった、涙の操
24	安藤実親	水前寺清子などの演歌を多数作曲しました。	いっぽんどっこの唄（富侑栄の名前で）、どうどうどっこの唄、男でよいしょ、大勝負、火消し若衆、銭形平次
25	中村泰士	タレントとしてＴＶにも出演し、顔も知られていますが、右記の通り歌謡史に残る名曲を作曲しています。	喝采、心のこり、北酒場、そしてめぐり逢い、今は幸せかい、鴎という名の酒場、わたしの青い鳥
26	森田公一	昭和４０年代後半に、天地真理、キャンディーズ、桜田淳子、アグネス・チャン等のヒットを次々と飛ばし、超売れっ子作曲家でした。	青春時代、ひとりじゃないの、虹をわたって、恋する夏の日、想い出のセレナーデ、ハートのエースが出てこない　、黄色いリポン　十七の夏、夏にご用心　ひなげしの歌、若草の髪かざり、アマン、あの鐘を鳴らすのはあなた
27	浜　圭介	右記の通り歌謡史に残る名曲を多数作曲しています。特に作詞・千家和也とコンビで「終着駅」、「雨」のヒットを飛ばし、レコード大賞作曲賞を受賞した昭和４７年が印象的でした。	石狩挽歌、そして神戸、終着駅、雨、舟唄、雨の慕情、街の灯り、心凍らせて、ホテル、北空港
28	島津伸男	北島三郎の「函館の女」から始まる女（ひと）シリーズの作曲家です。	函館の女、尾道の女、博多の女、薩摩の女、加賀の女
29	弦　哲也	「おゆき」（内藤国雄）でデビューし、石原裕次郎の最後のシングル曲「北の旅人」や「天城越え」など名曲多数。ギターの名手でもあり、ほとんどの歌にギター楽器が登場します。	おゆき、ふたり酒、二輪草、人生かくれんぼ、おしどり、北の旅人、天城超え、夫婦みち（オーロラ輝子）
30	鈴木　淳	古くは黒木憲の「霧にむせぶ夜」から　ちあきなおみの「雨に濡れた慕情」、小川知子「初恋のひと」、伊藤ゆかり「小指の想い出」、八代亜紀「なみだ恋」などのヒット曲を作曲しました。名作曲家として落とせない方です。	霧にむせぶ夜、雨に濡れた慕情、四つのお願い、Ｘ＋Ｙ＝ＬＯＶＥ、初恋のひと、小指の想い出、愛のきずな、なみだ恋、女・・・ひとり旅

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