若原一郎(昭和6年ー平成2年 享年58才) 

 若くはつらつとした歯切れのよい歌い方で、いい意味での淡白な歌い方をする歌手でした。過去にコンクールで優勝しただけあって、歌がうまいのはもちろんだが、軍歌や股旅物も何でもこなす器用な歌手でもありました。
先輩の岡晴夫と声質や歌い方が似ており、本人も岡晴夫の歌を歌い継ぐとおっしゃっていたそうです
ヒット曲を調べてみると、当時のラジオやテレビでの活躍ぶりと比較すると、意外とヒット曲が少ない気がしますが、なぜか印象強く、昭和の歌謡界において存在感のある歌手でした。
享年58才は早すぎます。若原はその名の通り、いつまでも若い青年歌手でありました。

三大名曲
  
ふけば飛ぶよな・・・・・生活感があふれる軽快な歌
  
オーイ中村君・・・・・・・50万枚の大ヒット、若原の代表曲でしょう
  
山陰の道・・・・・・・・・・叙情感のある聞かせる歌

その他のヒット曲
  「裏町のピエロ」


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