八代亜紀の三大名曲
 

愛の終着駅   (昭和52年 池田充男 作詞 野崎真一 作曲)

♪寒ーむい 夜汽車でー♪ で始まるこの歌は、胸の奥から迫りくる悲しさを、切なく歌い上げる八代節の真骨頂が表れている。 落ち着いて鑑賞できる名曲である。

舟唄    (昭和54年 阿久悠 作詞 浜圭介 作曲) 

♪お酒はぬるめの燗がいい♪ で始まるこの歌は大ヒットし、今でも長く歌い続けられている。八代にとって、初めての男唄とのことだが、八代のハスキーボイスと、ちょっとドスの利いた投げやりな唄い方がマッチしていた。メロディーや編曲もドラマチックで効果的であった。
今や八代の代表曲と言える名曲である。


雨の慕情  (昭和55年 阿久悠 作詞 浜圭介 作曲) 

前年の「舟唄」に続く阿久悠 、浜圭介コンビによる第2弾でこれも大ヒットし、歌謡3冠と言われる@レコード大賞A歌謡大賞B紅白のトリを獲得した。(過去には森進一が「襟裳岬」で獲得)
サビの♪雨、雨 降れ降れ もっと降れ♪ と手をふる動作が曲を盛り上げました。
どちらの曲も最初は静かに出て後半のサビで盛り上げるというセオリーが生かされている。
 

<選考経過>

 「舟唄」と「雨の慕情」」はすぐ決まりました。
 3曲目は私の頭の中に強く印象に」残っている曲として選出しました。
  「なみだ恋」(デビュー曲)と「おんな港町」(初の紅白トリの曲)も有力候補でしたが上の3曲の迫力に及ばずとして割愛しました。

歌手別三大名曲に戻る            

topに戻る