赤川神社 山形県鶴岡市熊出 旧・村社
現在の祭神 弥都波能売命
[合祀] 玉依姫命・誉田別命(応神天皇)・息長足姫命(神功皇后)・護石神
本地 聖観音

「平成祭データ」

参拝のしおり

由緒御改に付き申上げ候
私相守候河内大明神草創之儀者万治元年子十月江口御堀り始之節御神像掘出安置仕候
大水櫛引通り十八ケ村、京田通り並に大山御領、山浜通り十六ケ村春秋雨度配札の儀仕り候右の通り由緒御改に付き書上申候
古老の伝承、当神社は昔時熊出大明神(或いは大権現とも)称し本地正観音と崇め熊出村開村の産土那神であった。 ところが、万治元年十月酒井藩に青龍寺川江口堀敬全の時櫛引山浜京田三郷水利関係の誓願によって延長六里強にみなぎる潅漑水路の守護神として斎き祭ることになったのである。 其のため草創を万治と誤りついに熊出明神鎮座の歴史が煙滅しおしい事である。