稲荷神社 | 東京都国立市青柳 | 旧・村社 |
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現在の祭神 | 倉稲魂命 |
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本地 | 十一面観音 |
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- 文化財分類種別
- 市登録有形文化財・彫刻
- 所在地
- 国立市青柳238-6青柳地蔵堂
- 公開状況
- 非公開
- 所有者・管理者
- 青柳稲荷神社 代表 岩澤賢一
- 登録日
- 平成11年4月1日
- 概要
- 製作年代は江戸時代前期。
檜材による寄木造、漆箔、玉眼を持ちます。
像高は21.5cmで、十面を宝髪に二段に配置し、表面に小如来型坐像を化仏として戴いています。 上半身は天衣と、左方から右脇腹にかけて条帛をつけています。 右手は手のひらを上に向け、五指を開いて与願印を結び、左手は五指を握り、末敷蓮華を執っています。
この仏像は青柳石田地区の氏神である青柳稲荷神社の本地仏として地蔵堂に安置されています。
国立唯一の八王子千人同心であった佐藤東太郎(明治3年没)によって寄進されました。
厨子の底部には「武蔵国多麻郡 小楊青柳邨 鎮守正一位青柳稲荷大明神 本地楊柳観世御菩薩尊像 願主 佐藤東太郎」と記されていますが、本仏像の厨子であるかは定かではありません。