公所神社(熊野社を合祀) 神奈川県平塚市公所 旧・村社
現在の祭神 倭建命 <八剣社>
[合祀] 伊邪那岐命・速玉之男命・予母津事解之男命 <熊野社>
本地
熊野社阿弥陀如来

「新編相模国風土記稿」巻之四十八
(村里部 大住郡巻之七)

公所村

熊野社

村鎮守なり、 神躰束帯木像、 本地仏弥陀を置 祭祀正月三月の七日にて、三月は八剣明神と隔年に執行す、 社領二石の後朱印は、天正十九年十一月賜ふ、 慶安二年八月の御朱印より八剣社領一石を合せ、一紙として賜はれり、 安楽寺持、下同

八剣明神社

神躰石(石の中央に剣を彫り、傍に奉納八剣大明神社尊形、相州公所村、寛文五六月吉日、端宣山とあり、長一尺六寸) 祭礼熊野社と同日にて、三月は彼社と隔年に修行す、 社領一石、天正十九年十一月御朱印を賜ふ、 後熊野社領と一紙に賜りし事、前に記す如し、
△鐘楼 鐘は明和八年の鋳造なり、
△末社 稲荷