白山神社 | 福井県越前市二階堂 | 旧・村社 |
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現在の祭神 | 伊弉冊尊 [合祀] 伊弉諾尊・天照大神・天児屋根命・応神天皇・大己貴命 |
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本地 | 阿弥陀如来 |
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○白山大権現 祭神伊弉冊尊 ○養老元年泰澄開基七堂伽藍の大坊にして社領七十五町坊舍数多有之 近郷四拾村の惣社たるが天正の兵火に罹りて焼亡せしに其後年暦を経て当村松岡領の節領主昌勝君今の社頭を御建立 本社三間三棟作 拝殿三間に四間半 護摩堂二間に三間 境内二町に二町半 ○此辺の惣社 本地阿弥陀 唐本の大般若経あり
山干飯盆地を見渡す丘上にあって、山干飯48ヶ村の総社であった。 祭神は伊弉冊尊。旧村社。 白山神社縁起によれば、百済王の娘自在女が尼となって海を渡り、干飯崎(現福井県越前町の米浦)に上陸して二階堂の地に至り、悪病を祈祷によって平癒させたため、その守神を当地の産土神にしたのが白山妙理大権現と伝える。
[中略]
江戸時代まで本地仏として阿弥陀如来を安置し、元和2年(1616)以来、鯖江誠照寺(現福井県鯖江市)末の真宗光善坊が神職を兼帯していたが、文政4年(1821)神主小泉家と真宗道場に分離した。