日連神社	神奈川県相模原市緑区日連	旧・村社

現在の祭神	日本武尊 [合祀] 神速須佐之男命・誉田別尊（応神天皇）・大山咋命・武甕槌尊・天児屋根命・斎主命・比売命・金山比古神・金山比売神・菅原道真・大山祇命・宇迦能御魂命

本地	弥勒菩薩

「新編相模国風土記稿」巻之百二十
（村里部　津久井県巻之五）

日連村

蔵王権現社

別当青蓮寺、 神職真板多仲、 日連神社金峰山蔵王大権現の額を掲ぐ、 大和国吉野の金峯山蔵王大権現を遷座すと云ふ、 神体は銅鋳の立像（長二尺六寸） 祭神は国広押武金日尊、 本地は弥勒なり、 一村の鎮守、 六月十五日・七月七日・十月十五日を例祭とす、 慶安七年の古鰐口を掲ぐ、 社地蓊蔚として杉松叢を作す、 其中に、神木と称する樫あり、（囲三丈五尺）
末神は左に列りぬ、○太神宮　○五龍権現　○八幡　○稲荷　○山王　○金神　○疱瘡神　○一之牛王　○弁天　○愛宕　○山神社　村持　○稲荷社　神職真板多仲持