氷上神社 岩手県陸前高田市高田町西和野 式内社(陸奥国氣仙郡 理訓許段神社、衣太手神社、登奈孝志神社)
旧・郷社
現在の祭神 [西殿] 理訓許段神
[東殿] 衣太手神
[中殿] 登奈孝志神
本地 阿弥陀如来・薬師如来・観世音菩薩

「封内風土記」巻之二十一

高田邑 氷上権現社[LINK]

或作日神。 気仙一郡之鎮守也。 不詳何時祭何神。或称日神。則祭日神乎。 号和野地有神田。謂之高田。 毎歳九月九日。採新穂一束供之。 名跡志曰。延喜式神名帳所載。気仙郡理訓許段神社・登奈孝志神社・衣太手神社。右三社。今在高田邑。 相伝。三神社在斯地。而各行神事祭礼。

本地堂[LINK]

在氷上山。 中御門帝。正徳中。公族高泉家。寄附弥陀・薬師・観音木像。於浜田邑普門寺祖胤和尚。 同帝享保中。祖胤建堂於氷上山。安置三像以為本地仏。

「銅仏一件史料」

気仙郡高田村氷上山之儀は往古より有来御神社に而当郡中之惣鎮守に御座候所、御神官奉願御添書被成下様、御慈愛奉願候。 右氷上山儀は往古別当三ヶ寺医王山安養寺、高田山光寂寺、鳳凰山大通院と申て別当之由に御座候処、右三ヶ寺共に退転仕、寺跡地当時畑之寄に御座候。 且拙者儀先祖は満蔵院・満蔵坊など申数代別当に御座候。 当時は拙者儀御百姓にて右別当職相勤罷在申候。 氷上山之儀、本来何人之勧請に而何神を祭りしとの儀、年月尊号不分明に而相知不申候共、往古より当代迄弥陀・薬師・観音三社西東中之御殿と申て三社権現と安置罷在申候。