氷川社 千住町二町目より五町目までの鎮守なり、 一町目不動院の持なり、 社中に本地仏観音を安ず、此像は元石出掃部亮が遠州より本木村に持来りて、守護仏とせしを、後又こゝに移して、氷川に祀ると云、 社の傍に護城院といへる修験住せり、 末社 三峯社、弁天社、稲荷社、天神社 小名関屋にありし社を移せり、故に鳥居に関屋天満宮と扁す、神体菅公の像を安ず