氷川神社 埼玉県入間市高倉4丁目 旧・村社
現在の祭神 素戔嗚尊・奇稲田姫命
[合祀] 誉田別尊(応神天皇) <八幡社>・木花開耶姫命・瓊瓊杵命・大山祇命 <浅間社>
本地 薬師如来

「埼玉の神社 入間・北埼玉・秩父」

氷川神社

  入間市高倉4-4-7(高倉字宮ノ小路)

歴史

 『風土記稿』高倉村の項に、「八幡社 村の鎮守にて、村民の持なり。氷川社是も村の鎮守なり、村持、下二社と同じ、富士浅間社・稲荷社三宇」とある。
 社記に創建を尋ねると、「当社は、往古武蔵国足立郡高鼻村の氷川神社遥拝所であったが、応仁四年霞川の洪水により、社地水没、天文二年現在地を卜して社殿を再興する」という。 天文二年については、旧神体である薬師如来を打ち出した懸仏(23センチメートル)に「日光菩薩 月光菩薩 大日本国武蔵国入東郡金子郡高倉村 天文二年十二月吉日」の刻銘があり、これを裏付けている。