姫宮神社	埼玉県南埼玉郡宮代町姫宮	式内論社（武蔵国埼玉郡 宮目神社） 旧・村社

現在の祭神	多記理姫命・多記津姫命・市杵嶋姫命

本地	釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩

「新編武蔵風土記稿」巻之二百七
（埼玉郡之九）

百間村

姫宮明神社

村の鎮守とす、 中村宝性寺持、 神体は釣鏡三面にて、厨子の内に置く、 中央は釈迦の像、左右に文殊普賢の像を鋳出せり、 社前に応永中の鰐口を掛、其図上に出す、［図略］ 按に或説に據ば、式に載る埼玉郡宮目神社と云るは、此社といへど正き據を知らず、
［中略］
末社　地主権現　稲荷　香取　鹿島
神楽殿　庵一宇

中村

宝性院

新義真言宗、東村西光院末、姫宮山と号す、
［中略］
本地堂　当寺は百間村姫宮社を預かれるを以て彼本地仏釈迦・文殊・普賢の三像を安ずと云