日置神社 | 滋賀県高島市今津町酒波 | 式内論社(近江国高島郡 日置神社) 旧・郷社 |
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津野神社 | 滋賀県高島市今津町北仰 | 式内論社(近江国高島郡 津野神社) 旧・郷社 |
現在の祭神 |
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本地 | 観世音菩薩・薬師如来 |
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又川上の荘と号することは、川上の深き谷に於て大蛇ありて樵夫を悩すことあり。 一とせ即素盞烏神教にならひ酒を置て蛇を待つ。 蛇来て酒を飲事急なり。 時に霊童二人忽然として来り、たやすく蛇を切、一童は頭角を持、一童は尾剣を持。 我は観音薬師の応化也。 今きる所の蛇は大蛇の霊魂なりといひ終て見へず。 是において此二童を祭る。 今の剣菩薩、角大明神是也。 庄を川上といへるは簸の川上の古名に類也。 剣の社の神境を酒波と称す。 角神鎮座を北仰といふものは、一座群集し北嶺を仰て天尊を祈るの所謂也といふ。