日置神社 滋賀県高島市今津町酒波 式内論社(近江国高島郡 日置神社)
旧・郷社
津野神社 滋賀県高島市今津町北仰 式内論社(近江国高島郡 津野神社)
旧・郷社
現在の祭神
日置神社素盞鳴命・日置宿禰命
[配祀] 稲田姫命・武甕槌命・天櫛耳命・大国主尊
津野神社角凝魂命・紀角宿禰命
[配祀]武内宿禰
本地 観世音菩薩・薬師如来

「近江国輿地志略」巻之九十四
(高島郡第三)

酒波寺[LINK]

又川上の荘と号することは、川上の深き谷に於て大蛇ありて樵夫を悩すことあり。 一とせ即素盞烏神教にならひ酒を置て蛇を待つ。 蛇来て酒を飲事急なり。 時に霊童二人忽然として来り、たやすく蛇を切、一童は頭角を持、一童は尾剣を持。 我は観音薬師の応化也。 今きる所の蛇は大蛇の霊魂なりといひ終て見へず。 是において此二童を祭る。 今の剣菩薩、角大明神是也。 庄を川上といへるは簸の川上の古名に類也。 剣の社の神境を酒波と称す。 角神鎮座を北仰といふものは、一座群集し北嶺を仰て天尊を祈るの所謂也といふ。