| 日吉神社 | 兵庫県加西市池上町 | 旧・郷社 |
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| 現在の祭神 | 大山咋神和魂 [配祀] 大己貴神・田心姫神・大山咋神荒魂・白山姫神・鴨玉依姫神和魂・鴨玉依姫神荒魂 |
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| 本地 |
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祭神明細帳に大山咋命のみを記載すれども一殿七扉の社殿には大山咋命荒魂の外に大己貴命、田凝姫命、白山比売神、玉依姫神和魂、玉依姫神荒魂を祭ると伝ふ 初め淳和天皇天長七年慈覚大師三輪明神の化身に遭遇し其の影向し給へる山王上七社の本地仏を安置し一社を創立せしに初まると 当時社伝に淳和天皇播州山王七社大権現宮と称せしめられ別当職を置き九町八段の田畠を寄進せらる爾来神威年と共に顕揚せらる 然るに兵燹再三に及びて社頭堂坊荒廃に帰し僧信尊明応七年之を再興するに至りて又神威昔日に倍す 江戸時代僧坊十坊となり山王大権現宮、七社大明神、惣社大明神、大宮とも称し近隣に稀なる大社となれり
［中略］
其一御殿大宮本地釈迦如来
其二御殿二宮本地薬師如来
其三御殿聖真子本地弥陀如来
其四御殿八王子本地千手観音
其五御殿客人本地十一面
其六御殿十禅師本地地蔵尊
其七御殿三宮本地普賢
又曰大行事本地二体〈釈迦導師〉第三第五殿〈相殿御座也別刻一尊薬師仏置世謂春岡薬師村民崇之今猶存〉