日吉二宮神社 | 滋賀県高島市新旭町深溝 | 旧・村社 |
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現在の祭神 | 大山咋命 |
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本地 | 薬師如来 |
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高島市新旭町 日吉二宮神社
木造 像高薬師43.5 地蔵19.1 僧形17.1~24.6
平安~南北朝時代(十二~十四世紀)
かつて二宮大権現と称していた日吉二宮神社は、二宮権現(小比叡神)を勧請したもので、祭神は大山咋命である。 旧地は湖岸にあったという。 本地仏像と垂迹神像の七躯は社殿に祀られ、垂迹神は僧形に表される。 本地仏二躯のうち、薬師如来立像はヒノキ材の一木造、漆箔、日吉二宮神社の主神の本地仏と考えてよい。 地蔵菩薩半跏像はヒノキ材の一木割矧造になり、肉身彩色・着衣漆箔となる。 十禅師の本地仏であろう。 いずれも平安時代の作になる。 垂迹神像五躯は僧形に表わされ、三グループに分類される。 僧形像のうち法量の大きい外縛印を結ぶ像は、当社主神である二宮の垂迹形であろう。