保呂羽山波宇志別神社 秋田県横手市大森町八沢木 式内社(出羽国平鹿郡 波宇志別神社)
旧・県社
現在の祭神 安閑天皇
[合祀] 火産霊神・須佐之男命・菊理姫命・天日鷲命・菅原道真・金山毘古命・稲倉魂命・大名持命・少彦名命・岩戸別神・誉田別尊(応神天皇)・八意思兼命・伊邪那岐命・経津主命・猿田彦命・天津御女命・建御名方命・大山祇命・大山咋命
本地 釈迦如来

「菅江真澄遊覧記」

雪の出羽路 保呂波山縁起

〇保呂波山縁起
〇此保呂波峯に鎮座す御神は、出羽国九社の内平鹿ノ郡ノ二社なる其一の神社にして、 恐くも式の御神にて羽宇志別ノ神とまをす。
[中略]
「伽藍開基記」六巻(諸州之部)云。 保呂羽山。 (自此至元禄二年凡及九百余年矣) 出羽州平鹿郡八沢木邑。有山号保呂羽。 林岳深秀。?樹玲朧。華果如珠。 海似瑠璃。山如幽谷。蔵王権現霊区也。 中有精藍。号曰保呂羽山天国寺。 昔大友藤原吉親者有。因遊此山麓逢一猟者。問曰汝為誰邪。 猟者答曰我名遠藤太郎。常在油利郡。以殺業為活。 吉親与猟者倶登山。時有一霊樹。放金色光。吉親共怪之。 俄有沙門至告之曰。此木有蔵王権現。即釈迦牟尼如来也。 為利人民故現種々方便。垂跡和之金峰山。 此州辺地而利人民。故示現此地。 汝等疾設社塔。以奉権現。則国家昇平。万民楽業矣。 我即為当山鎮守神。言訖及蜚升而去。即地蔵菩薩也。