星宮神社 栃木県宇都宮市氷室町 旧・村社
現在の祭神 磐裂神・根裂神
本地 虚空蔵菩薩

「栃木県神社誌」

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本社の創祀は口碑に大同二年なりと伝うが、記録の徴すべきものなきによりさだかならず、従って、その後の変遷降替等は知るに由なしと雖も、今記録の明確なるものによれば、本地無辺の説によりて元禄四年九月十三日本地を虚空蔵として石像を彫刻奉安し、更に天保三年五月星宮大明神の御神号により神祇伯雅寿王が幣帛を励遷したることは、その刻文と函書等によりて明らかである。