| 賀茂神社 | 山口県柳井市阿月 | 旧・村社 |
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| 現在の祭神 | 玉依姫命・別雷命・神日本磐余彦命（神武天皇） |
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| 本地 | 阿弥陀如来 |
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賀茂大明神 在相ノ浦
惣宮司 無動寺
神主 田村加賀
鎮座
本郷賀茂大明神の苗裔にて幣帛勧請年暦不分明
祭神
神日本磐余彦命 長七寸木像
御本地仏阿弥陀 立像長壱尺余木像
御見正体阿弥陀 座像金仏長六寸厨子入
武津之身命
神武天皇
瓊々杵尊
玉依姫命
別雷神
相浦賀茂神社 阿月字相浦
当社は阿月字相浦および池浦の氏神である。 当社の勧請は、注進案によれば「本郷賀茂大明神の廟裔にして年月不明」とあり、社伝には1353年（文和二）三月、山城国賀茂より分霊と伝える（御薗生翁甫・防長地名淵鑑参照）。 本郷伊保庄賀茂神社の藤井氏の抱社である。 祭神は、
神日本磐余彦命（神武天皇）
神武天皇
瓊々杵尊
武津之身命
玉依姫命
別雷神
の六座となっている。 神武天皇および瓊々杵尊を祭るのは、前述したような俗説によって加えたものであろうか。 また神武天皇に重複があるのは、あるいは当社は再度にわたって神像再興の記録があるので、旧像をそのまま祀り込んだためか、もしくは別祠を合祀したものか明らかでない。
［中略］
神像の再興は1687年（貞享四）と1701（元禄十四）の両度に行われている。 両部神道時代の総宮司は無動寺であった。
なお、神仏混淆時代における市内各神社の祭神仏体を示すと次の通りである。
位置 神社名 祭神 仏体 別当寺 摘要 伊保庄 賀茂神社 三毛入野命
別雷命
玉依姫弥陀
釈迦
弥勒初め 東光寺
次に 無動寺永禄六年（1563）八月二十九日仏体造立
社僧助成寺、般若寺〃 八幡宮 神功皇后
応神天皇
三女神観音
弥陀
勢至無動寺 相浦 賀茂神社 神日本磐余彦尊
武津見命
神武天皇
瓊々杵命
玉依姫命
別雷命阿弥陀 木立像 一尺余
弥陀 金仏座像 六寸無動寺 土穂石 八幡宮 三女神
応神天皇
仲哀天皇
神功皇后弥陀画像 福楽坊 柳井 代田八幡宮 応神天皇
仲哀天皇
神功皇后
三女神
玉依姫命弥陀木立像 六寸
観音 仝
勢至 仝普慶寺 白潟 春日神社 天児屋根命
武甕槌命
経津主命
姫大神
天押雲命
外ニ客人御前釈迦木像 七寸
薬師 仝
地蔵 仝
観音 仝
文殊木像 八寸普慶寺 中馬皿 竜岩神社 伊弉冊尊
速玉之男命
事解之男命釈迦 普慶寺 日積 八幡宮 誉田天皇
気長足姫
足仲彦天皇弥陀 金仏 五寸
釈迦 金仏 四寸
観音 金仏 二寸別当寺の記載なし 余田 八幡宮 応神天皇
仲哀天皇
神功皇后十一面観音 木立像四寸 福楽坊