神部神社 山梨県甲州市塩山上萩原 式内論社(甲斐国山梨郡 神部神社)
旧・郷社
現在の祭神 神直日神・大直日神・八十枉津日神・表津少童命・中津少童命・底津少童命・表筒男命・中筒男命・底筒男命
本地 十一面観音

「甲斐国志」巻之二十三
(山川部第四 山梨郡栗原筋)

萩原山[LINK]

〔萩原山〕  東の方都留郡に界し南は初鹿野山、牛奥山なり 嶺を大菩薩と云
[中略]
残簡風土記に山梨郡東限神部山とあるも此なるへし 上萩原村の岩間明神社記に相伝して云本祠は神部神社なり 中世仏法盛に行はるゝ頃本地仏の観音を山宮に安置せられし大菩薩の名を得たりと云へり

「甲斐叢記」巻之五

大菩薩嶺

上萩原村
本村の岩間明神を古へ神部神社と称ひければ、すなはちこの山を神部山と呼びしなり。 残簡風土記に曰く「山梨郡東限神部山」とあるはこれなり。 さるに中世、仏法盛に行はれ、観音菩薩をこの祠の本地仏として、山宮に安置せしより、大菩薩嶺の名起れりとぞ。

山梨の文化財[LINK]より

神部神社本殿 付金銅十一面観音坐像1躯、棟札2枚[LINK]

昭和58年3月10日指定/甲州市塩山上萩原/神部神社

『延喜式』神名帳にある神部神社で、岩間明神ともいわれる。 附の金銅十一面観音坐像は祭神の本地仏である。