春日神社 神奈川県横浜市南区永田東2丁目 　
現在の祭神 天児屋根命
[合祀] 早玉男命・天御中主神・天照皇大神・火産之命・稲倉魂命・須佐男命・豊秋津姫命
本地 十一面観音

「新編武蔵風土記稿」巻之八十
（久良岐郡之八）

永田村

春日社

除地、一段五畝、外に春日免田一町の山あり、 小名堂ヶ谷にあり、 山の中腹にて石階あり、 本社一間四方、 上屋二間に二間半、 本地十一面観音を安す、 村の鎮守なり、 例祭九月十一日、村内西光院開扉し、相州鎌倉八幡の社人坂井淡路社家等を連来て祭儀を行ふ、 又七月七日村民こぞりて網代の的を射て奉納す、 弓には竹又は牛ころし呼べる木を用ゆと云、
末社　太神宮　稲荷　弁財天　天神　合殿小社なり、本社に向て左にあり