八幡神社	神奈川県足柄上郡山北町岸	旧・村社

現在の祭神	応神天皇 [合祀] 菅原道真・倉稲魂命・素盞嗚命・大己貴命・大山祇命・月夜見命・大山咋命・天児屋根命・建御名方命・木花咲耶姫命・大日孁貴命

本地	阿弥陀如来・観世音菩薩・大勢至菩薩

「新編相模国風土記稿」巻之十六
（村里部　足柄上郡巻之五）

川村岸

八幡宮

村の鎮守、 本地仏三尊弥陀を安ず、 三年に一度祭祀を行ふ、 祭日は八月十五日、 往古は城山に在しを、後年此地日月宮の社地に移せしなりと云、 今村民所蔵の古図に據れば初河村城内（今川村山北の属地）にあり、後梵天山（今此名を失す、其地小名湯坂の東方に当れり）下に遷し、其後今の地に移せしと見え拝殿幣殿あり、 村民持、
△末社　日月宮（地主神と云）