熊野三神社 | 埼玉県加須市北大桑 |
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現在の祭神 | 家都御子命・熊野夫須美命・速玉男命 |
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本地 | 阿弥陀如来 |
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歴史
『風土記稿』に、三社権現社、本山派修験金剛院持ちとある。
祭神は家都御子命・熊野夫須美命・速玉男命である。 覆屋内に、見世棚造りの社殿三宇があり、中央が本殿で阿弥陀如来像50センチメートルを安置し、左右の二社は相殿である。
当社の歴史は口碑によると、鎮座地は字名を大宮、耕地名を台と呼ぶ。 ここは利根川の堤防が北へ北へと寄るうちに出来た旧堤防の上にあり、川沿いに続く線が切れて台地になった所で、ここから台という。 この台地に昔草分けの真中家が、平家の落人伝説のある加須の真中屋敷から分地入植したもので、この時一緒に入った山伏に屋敷を与えて、権現様を祀ったのが当社の始まりである。 これから字を大宮と呼ぶようになった。