(三) 薬師如来懸仏残欠 尾崎 熊野神社蔵 円板を欠き、仏像のみ残る。 仏像は懸仏の普通形式である半さいの鋳物であるが、蓮座にはタカネの工作を見る。 熊野社の本地仏は薬師であれば、その御正体として祀られたものであろう。