御上神社 滋賀県野洲市三上 式内社(近江国野洲郡 御上神社[名神大 月次新嘗])
旧・官幣中社
現在の祭神
御上神社天之御影命
摂社・若宮神社伊弉諾尊・菅原道真公
[配祀] 天石戸別命・天御鉾命・野槌之命
末社・三ノ宮神社(十禅師)瓊瓊杵尊
本地
三上大明神阿弥陀如来弥勒菩薩不動明王千手観音
若宮釈迦如来・薬師如来・観世音菩薩
十禅師地蔵菩薩

「三上大明神事」

一 三上大明神者、三十番神内二十七番、忌火第一の神、日本に二火一水の神と云也、
一 御影向は仁王四十四代元正天皇の御宇、養老元年三月十五日と云也、
一 御本地事、阿弥陀とも弥勒とも不動とも云也、 弥勒と云説者、古き一紙に有之、 其に曰、当社三上大明神之本源者、人王四十四代元正天皇の御宇、養老元年三月十五日に、此処え御降臨云々、 其砌、於塔館に有円頓八講、毎日異人来而聴聞す、問其出処、兜率天化来也、即可居此所云々、 講者曰、若然者、可現一の奇瑞、一夜之間に杉村出生す、審以奉祝大明神、 威徳無双、如響応声、神力無辺、似影□形、即本地慈尊三会之教主伺垂跡者、江東名山之霊神也、
[中略]
又阿弥陀と云説は、古き勧進帳に有之、十五日の影向と云に付、阿弥陀と云歟、縁起失ふ故に不分明、
不動と云説は、坂本山王中七社之中に早尾大明神と云有、是者三上大明神影向成とて、 早尾と三上明神と御一躰と云也、此早尾、御本地不動也、故に三上大明神も本地不動と云也、
[中略]
一 若宮の御本地、釈迦、薬師、観音、 十禅師の御本地、地蔵菩薩也、勧請山王の十禅師、 伊勢天照太神の社、御門守の社、竃殿の社、何も在森中、其外内八社外八社とて、十六の末社の宮有り、森の中の社は内八社之内也

「仏像図彙」

三十番神

三上大明神(二十七日)

江州
元正帝養老年中天より此所に降る日本第二の忌火と云
本地千手
[図]