飛騨一宮水無神社 岐阜県高山市一之宮町 式内社(飛騨国大野郡 水無神社)
飛騨国一宮
旧・国幣小社
現在の祭神 水無大神(御歳神・大己貴命・三穂津姫命・応神天皇・高降姫命・神武天皇・須沼比命・天火明命・少彦名命・高照光姫命・天熊人命・天照皇大神・豊受姫大神・大歳神・大八椅命)
本地 釈迦如来

「飛州志」巻第四

一宮

久々野郷宮村にあり、当国の第一宮水無神社、今世は水無大明神と称す、
○延喜式神名帳曰、飛騨国天野郡三座水無神社(按ずるに天野郡今は無し、古の天野は今の大野郡なり)、 注曰、大己貴命女高照光姫命母高降姫命也、大和国葛上郡御歳神社同社也、
○一宮記(同上)、
○先代旧事本紀曰、水神、
○和漢三才図会巻三曰、水無神社神階貞観十五年四月従四位上云々、
神主家説に云く、本社は往古飛騨の匠ガ建る処なり、年代未知、 拝殿は慶長十二年丁未、金森法印建立たり、 本地堂一宇、本尊釈迦如来、仏工春日作
[中略]
水無大明神之縁起奉窮考、 忝天照大神之尊孫也、則乾神者大己貴命也、於天上生也、則天熊人神矣、一名者高照姫命矣、又大歳神也、 則神楽山之於峯上、而現乎水無大明神也、
[中略]
天熊人神記、 吾神代之昔降南之一島、而則天照大神之宝五十金鈴之内、陰陽之鈴、奉授之也、 以大神通力、而是二鈴化神而於乾坤六合之間、宇二六之中令飛行也、 則悪鬼所為降伏、而上於此神楽山也、 故与神降而奉守護於此二鈴也、 尚信心之輩、於有之者、為国人可久々野也、 因而国人尋登於神楽山之歴、而神止此地成無水州事知人処也、 則以是大歳神及陰陽之金鈴等、奉崇水無大明神所也