睦神社(八幡社を合祀) 埼玉県さいたま市南区白幡1丁目 旧・村社
現在の祭神 木花咲耶姫命
[合祀] 倉稲魂命 <稲荷社>・伊弉冉命・速玉男命・事解男命 <熊野社>・天照皇大御神 <神明社>・誉田別尊(応神天皇) <八幡社>・面足命・惶根命 <第六天社>・菅原道真 <天神社>・素戔嗚命・大山咋命・大山祇命・国常立命・八意思兼命・市杵島姫命
本地
八幡社阿弥陀如来

「新編武蔵風土記稿」巻之百四十二
(足立郡之八)

白幡村

八幡社

当社は天慶年中平将門征伐の時、藤原秀郷軍の勝利を祈らんが為に、勧請せしなど土人はいへり、 本地仏弥陀を安ず、 此像の背後に白幡村八幡宮の神木をもて作れる由を彫せり、 こは古へ社地に十囲許の老杉ありに、明暦二年大風に吹折れしを、土人等かかる大木の空く朽果んも憎むべきことなりとて、此像を彫刻して当社の本地仏となせしと云、 医王寺持、この下の五社もみなおなじ、 末社、三峰社

富士浅間社

末社、石尊社、浅間社、稲荷社
明治40年、稲荷社(別所)・熊野社(辻)・神明社(文蔵)・諏訪社(白幡)・八幡社(同)を富士浅間社に合祀。 明治44年、睦神社と改称