二霊神社(日枝神社を合祀) | 埼玉県春日部市赤崎 |
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現在の祭神 | 宇迦之御魂命 <稲荷神社>・大山咋命 <日枝神社> |
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本地 |
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歴史
当社は明治三十九年、古くから同地に祀られていた稲荷神社に字沖通の日枝神社が合祀されたことにより二霊神社と改称した社である。 鎮座地は庄内古川を望む見晴らしのよい地である。
『郡村誌』によると、村の開発は寛永年間(1624-44)から正保年間(1644-48)にかけて行われた。 旧家は当社に隣接して居を構える井上家で、口碑に「稲荷様は井上家の氏神であったが、いつのころからか村の鎮守として祀られるようになった」とある。
[中略]
当社の本殿には、金幣・神鏡・神璽・荼枳尼天像のほかに、合祀日枝神社の旧本地仏である十一面観音像が納められている。
合祀社の日枝神社については、字沖通の社地に社殿が現存しており、祭りも続けられている。 その創建は不詳であるあ、神社に連接して道珍寺(氏子は寮と呼ぶ)が建っていることから、神仏分離までは道珍寺により管理されていたことをうかがわせる。