大江神社(土塔神社を合祀) 大阪府大阪市天王寺区大道一丁目(土塔神社旧地)
大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町(大江神社)
旧・郷社
現在の祭神 豊受大神
[合祀] 素盞嗚尊 <土塔神社・小儀神社>・欽明天皇・大己貴命・少彦名命 <上之宮神社>・応神天皇 <男山八幡神社>
本地
土塔神社薬師如来

「摂津名所図会」巻之二

荒陵山四天王寺敬田院

東生郡にあり。 宗旨八宗兼学、今時天台宗江府東叡山日光御門跡に属す。 一名難波寺、又難波大寺、又御津寺法花園、又堀江寺、又荒陵寺ともいふ。
[中略]
乾社 天王寺北村にあり。如意山神宮寺と号す。 毘沙門天 長二尺七寸。 脇士吉祥天女・禅賦師童子、倶に太子の御作。 土塔会四月十五日。夏祭六月十六日。 むかしは神輿を葮島へ致し神供を備ふ。 この式今は絶えたり。 白河院永保二年に天下旱す。 この尊天を葮島に渡して雨を祈るに、忽ち霊応あり。此例によるなり。 【三代実録】に云ふ、貞観二年六月十四日、従天王寺上奏。毘沙門像手持刀及塔形等。抛擲壇下。遺使看。修法謝怪異云々。
[中略]
土塔宮 南大門の外にあり。 祭神牛頭天王。木地仏に、薬師・地蔵・皇太子の三像を安置す。 神宝に舞楽の面あり。悪魔降伏面と云ふ。 毎歳四月十五日午刻に土塔会あり。舞楽を奏す。 此土塔宮は郷中の生土神にて、近世まで、山鉾をわたし美麗の祭礼にて、当山の衆徒石の華表の左右に桟敷を打ちて見物しけるとなり。 土塔の旧跡以下に見えたり。
明治40年、土塔神社を大江神社(乾社)に合祀