大鳥神社 滋賀県甲賀市甲賀町鳥居野 旧・郷社
現在の祭神 素盞鳴尊
[配祀] 大己貴命・奇稲田姫命
本地 弥勒菩薩

「かみとほとけのかたち: 湖南地方を中心とした神像と本地仏の世界 企画展」

弥勒仏坐像 一躯

  甲賀町 檪野寺
  木造 像高87.6
  南北朝時代(暦応三年=1340)

 両膝部底面の墨書銘により、河合寺像として暦応三年(1340)、大仏師法橋秀弁と僧長弁によって造立された弥勒像と知られる。 河合寺は甲賀六大寺の一つであり、かつて大原祇園社、河合祇園社、河合牛頭天王社と呼ばれていた大鳥神社(甲賀町鳥居野)の神宮寺であった。 本像は大正の初めまであったという弥勒堂の本尊として祀られていた河合天王社の本地仏である。 大鳥神社は今も鐘楼、経蔵、大般若経などを伝え、神仏習合の様相が窺われよう。